「就活の軸を、例文を参考にして作りたい…!」
「志望企業に合った就活の軸の例文がほしい…!」

「就活の軸を聞かれた際の答え方の例文を知りたい…!」

この記事を開いたあなたは、就活の軸の例文を参考にして、自身の就活の軸を改善させたいのではないでしょうか。

今回は、Career Anchorがインタビューでお伺いした

50人の若手社員が掲げていた「就活の軸の例文一覧」

をご紹介するだけでなく、選考時の参考になる

就活の軸の解答例まで、パターン別に一覧で載せています!

最後まで読めば、あなたに合った就活の軸が見つかるはずです!

ぜひご覧ください!

業界・業種理解が深まる!先輩50人に聞いた就活レポート

就活の軸が必要な理由

そもそも就活の軸とは、

「入社をする上で譲れない条件」
「入社をする上で譲れない価値観」

のことです。

詳しくは別の記事で解説していますので、

「就活の軸ってどうして必要なの?」
「就活の軸を決めるにあたっての考え方を知りたい!」
「就活の軸にはどのような役割があるのかを知りたい!」

このように思う方は、以下の記事をご覧ください!

⇩就活の軸の「考え方」を徹底解説した記事はこちら⇩

最初に知っておくべき就活の軸の“考え方”を徹底解説!【就活の軸完全攻略編①】

就活の軸を設定する理由

就活の軸を設定する理由は大きく3つあります。

効率的に就活を進めるため

日本に企業はおよそ360万社あると言われています。

就活という限りある時間の中で選考を受ける企業を選ぶためには、

何かしらの基準で範囲を絞らなければいけません。

就活の軸を設定しておくことで、効率よく選考を受ける企業を選別できます。

選考対策のため

「就活の軸を教えてください」

この質問は、選考を進める中で1度は必ず聞かれます。

就活の軸を聞かれる理由は、自社にマッチした人材かを企業側が判断するためです。

就活の軸を的確に答えることができれば、

企業と自身がマッチしている共通認識を取ることができるだけでなく、

志望度の高さもアピールできます。

後ほど、選考における就活の軸の「答え方」の例文を一覧でご紹介していますので、ぜひ参考にしてください!

また、以下の記事では、就活の軸の「答え方」を徹底的に解説していますので、こちらもご覧ください。

⇩就活の軸の「答え方」を徹底解説した記事はこちら⇩

二度と就活の軸の答え方には困らない!例文付きで回答の仕方を徹底解説【就活の軸完全攻略編③】

入社後のミスマッチを防ぐため

「入社をする上で譲れない条件」を予め設定しておくことで
入社後のミスマッチをある程度避けることができます。

【企業とのミスマッチをなくす】就活で大切にするべき「たった1つの考え方」

逆に、就活の軸を設定していないと入社後に後悔することがあります。

例えば、Career AnchorでインタビューをしたKさんは、

就活の軸を設定しなかったことで、入社後に仕事が辛くなったそうです。

Kさん
Kさん

私は特に就活の軸を設けておらず、
“なんとなく”で入社しました。

Kさん
Kさん

その結果、業務内容が想像と違いすぎて、嫌で辞めたくなりました。

Kさん
Kさん

具体的には、自分が営業を行う正確なイメージが無かったのでミスマッチになってしまいましたね。

入社後にこのような後悔をしないよう、しっかりと就活の軸を決めて就活を進めましょう。

後ほど就活の軸の例文を一覧でご紹介しますので、ぜひそちらも参考にしてください!

⇩Kさんのインタビュー記事はこちら⇩

【就活生必見】人材業界の営業はやばい?1日100件電話して得た学び
業界・業種理解が深まる!先輩50人に聞いた就活レポート

【4ステップ】就活の軸の作り方

就活の軸は大まかに次の4ステップで作ることができます。

1.過去の振り返り
2.未来からの逆算
3.過去と未来の擦り合わせ
4.仮説検証

過去・未来のどちらを考える際にも、綿密な自己分析が必要不可欠です。

詳しい手順は以下の記事を参考にしてください!

⇩就活の軸の「決め方」を徹底解説した記事はこちら⇩

たったの4ステップ!簡単に真似できる就活の軸の決め方【就活の軸完全攻略編②】
業界・業種理解が深まる!先輩50人に聞いた就活レポート

就活の軸の背景はどんなものがある?OBの実例

50人の先輩社員の事例の中から、

金融、IT、コンサル、人材、メーカー

の5業界に勤める方々の就活の軸について、背景を含めてご紹介します。

金融業界で働くJさんの例

Jさん
Jさん

就活の軸は2つありました。

Jさん
Jさん

①大企業である
一度きりの新卒を大企業に使い、大企業がどんなものか知りたかったからです。

Jさん
Jさん

②法人営業を経験できる
大企業の法人営業の仕組みを学び、自分が独立した際に役立てようと考えていたからです。

⇩jさんのインタビュー記事はこちら⇩

新卒で大手保険会社ってどう?営業成績1位の若手エースの脳内をのぞき見!

IT業界で働くYさんの例

Yさん
Yさん

就活の軸は5つありました。

Yさん
Yさん

①お客様と直接話せる仕事であること
②3年以内にプロジェクトリーダーになれること
③ITに関して何らかの技術的な強みを持つこと
④成果主義的な評価制度をもつこと
⑤業界に縛られないようなサービスを提供できること

Yさん
Yさん

将来なりたい姿を想像し、
そこから逆算した結果この5つになりました。

Yさん
Yさん

具体的には
「好きなことを仕事にしたい」
「会社に頼らず生きたい」

の2つが大事な価値観でしたね。

⇩Yさんのインタビュー記事はこちら⇩

採用はビジネス職、配属はエンジニア。SaaS社員に聞いた新卒入社後のギャップ

コンサル業界で働くKさんの例

Kさん
Kさん

就活の軸は3つありました。

Kさん
Kさん

①事業を前に伸ばすアプローチをしている
「将来的に何か始めよう」と思った際に必ず役立つスキル
であると考えたからです。

Kさん
Kさん

②尊敬できる人がいる
③コミュニケーションコストが少ない

コンサルのケース面接を受けた時に、担当の方が僕の言いたかったことをすごく上手にまとめてくれて「この人頭いい!」と思いました。

Kさん
Kさん

そこで「絶対コンサルタントになりたい」と思いましたね。

⇩Kさんのインタビュー記事はこちら⇩

コンサルって何するの?現役コンサルタントが語る”泥臭い仕事内容”

人材業界で働くNさんの例

Nさん
Nさん

就活の軸は2つありました。

Nさん
Nさん

①多くの業界と関われる
就活時点では明確に自分のやりたい事が見つからず、
入社後に多くの業界と関わりたかったからです。

Nさん
Nさん

②企業のビジョンと事業に整合性がある
学生時代にリーダーを務める中で、自分の言ってる事とやってる事が違いメンバーがついてきてくれない事がありました。
すぐに辞めないためにも”整合性”を重視しました。

⇩Nさんのインタビュー記事はこちら⇩

【人材業界の志望者へ】同期の半数がやめていく中で気付いた「大事な就活軸」

メーカー業界で働くKさんの例

Kさん
Kさん

就活の軸は「身近なものに関わる仕事である」でした。

Kさん
Kさん

自分の関わった商品へ日常的に触れる仕事なら高いモチベーションで取り組めると感じていたからです。

Kさん
Kさん

祖父がアサヒビールに勤めていて、退職後もずっとアサヒの商品を大事にしていたことが原体験ですね。

⇩Kさんのインタビュー記事はこちら

【失敗談】営業として働く食品メーカー社員が経験した「苦労の就活」

以上を見ると、その業界ならではの就活の軸を掲げていた方もいれば、そうでない方もいました。

就活の軸である程度の志望範囲を絞ることは重要ですが、

よく考えずに「〇〇という軸だからこの企業だけを受ける!」というのはおすすめしません。

あなたが知らない企業が、あなたの就活の軸にマッチしている可能性もあります。

そのような方は、自己分析を振り返ってみましょう!

自己分析シート

【OB事例】就活の軸の例文『50選』一覧

Career Anchorではこれまでにおよそ50人の若手先輩社員にインタビューをしてきました。

先輩社員が当時掲げていた就活の軸のうち、厳選した50個の例文を一覧でご紹介します。

50個の軸は次の4つの項目に分類しました。

Philosophy(理念/目標)
Profession(仕事/事業)
Privilege(制度/待遇)
People(人/風土)

是非ご活用し、軸の発見に役立ててください!

就活の軸の実例 Philosophy(理念/目標)
就活の軸の実例 Profession(仕事/事業)
就活の軸の実例Privilege(制度/待遇)
就活の軸の実例People(人/風土)
業界・業種理解が深まる!先輩50人に聞いた就活レポート

【価値観別】就活の軸の例文『45選』一覧

続いて、よく使われる就活の軸の例文をまとめてみました。

こちらも一覧でご紹介しているだけでなく、それぞれの軸を徹底解説した記事もご紹介しています。

気になる軸がありましたら、ぜひそちらの記事も参考にしてください!

就活の軸「やりがい」
・人生の岐路における意思決定に携われる
・数値目標を達成する喜びを味わえる環境(やりがい)である

⇩就活の軸「やりがい」を徹底解説した記事はこちら⇩

【例文あり】就活の軸に「やりがい」の単語を使うのはNG!適切な表現方法を徹底解説

就活の軸「成長」
・地方と都市の情報格差を埋める人材になりたい
・日本のものづくりの技術を世界に広めたい
・IT人材となり、日本企業のDXを実現したい
・将来的には独立して起業したい
・一流の営業マンになり、金銭的余裕のある生活をしたい

⇩就活の軸「成長」を徹底解説した記事はこちら⇩

【例文あり】就活の軸が「自己成長」はNG!?面接官を唸らせる成長の定義とは

就活の軸「社会貢献」
・環境保護を通して社会貢献がしたい
・社会福祉を通して社会貢献がしたい
・教育を通して社会貢献がしたい
・ボランティア活動を通して社会貢献がしたい
・健康と医療を通して社会貢献がしたい
・テクノロジーの発展を通して社会貢献がしたい
・国際協力を通して社会貢献がしたい
・多様性とインクルージョンを通して社会貢献がしたい
・文化や芸術を通して社会貢献がしたい
・サステナビリティを通して社会貢献がしたい

⇩就活の軸「社会貢献」を徹底解説した記事はこちら⇩

就活の軸を「社会貢献」にするのは要注意!?掲げる際のポイントや例文をご紹介!

就活の軸「地域貢献」
・地域経済の発展を通して地域貢献がしたい
・地域農業の発展を通して地域貢献がしたい
・地域教育の改善を通して地域貢献がしたい
・就労支援を通して地域貢献がしたい
・地域文化の保護を通して地域貢献がしたい
・テクノロジーを活用して地域課題を解決したい
・地域の都市改革を通して地域貢献がしたい

⇩就活の軸「地域貢献」を徹底解説した記事はこちら⇩

【例文10選】就活の軸に「地域貢献」を掲げる際のポイントを徹底解説!

就活の軸「社風」
・風通しの良い社風がいい
・成長をサポートしてくれる社風がいい
・チームワークを重視する社風がいい

⇩就活の軸「社風」を徹底解説した記事はこちら⇩

【例文あり】就活の軸で「社風」を輝かせる3ステップ!!これを読めば、社風軸は困らない!!

就活の軸の解答例文5選

最後に、選考で「就活の軸を教えてください」と聞かれた際の解答例を一覧でご紹介します。

全て150〜200字で構成されていますので、是非テンプレートとしてご活用ください!

例文①「成長できる」を軸とした解答例

仕事を通じて成長できる
私の軸は「仕事を通じて成長できる」です。私は12年間野球に打ち込んできました。ミスした時やレギュラーを取れない時は試行錯誤を繰り返し、出来ることを増やす楽しさを学びました。御社は案件ごとに最適解が異なり、常にアップデートが必要だと感じています。自分自身の成長が事業に寄与でき、より社会貢献に繋がると思い志望いたしました。(160文字)

例文②「人々の生活にインパクトを与えたい」を軸とした解答例

主体性を持って人々の生活にインパクトを与える
私の軸は「主体性を持って人々の生活にインパクトを与える」です。私は大学で、120人の会員がいるテニスサークルの代表を務めていました。大会や企画の運営経験を通して、自らのアイデアと行動で多くの人を喜ばせることに強いやりがいを感じました。多様な関係者をリードし主体的にビジネスを生み出す御社なら、私の経験を活かしつつ同時に夢を実現できると思い志望いたしました。(178文字)

例文③「チームを大切にする」を軸とした解答例

チームワークを大切にする
私の軸は「チームワークを大切にする」す。学生時代はカフェでアルバイトをしていました。非常に混雑する繁忙店でしたが、スタッフがお互いの仕事を相互に手伝い合っていたことで、遅れやミスなく商品を提供できていました。この経験からチームワークを重視しています。御社からは「チーム全体で協力して結果を出す」という文化を強く感じ、その一員として貢献したいと思い志望いたしました。(182文字)

例文④「実力主義である」を軸とした解答例

実力主義である
私の軸は「実力主義である」です。大学時代は野球サークルに所属していたのですが、このサークルには上の学年の人が試合に出る慣例がありました。私は努力量と実力には自信があった上、力を発揮する機会があるからこそ成長意欲もより湧くと考えています。御社は活躍した分だけ評価される機会があるため、私自身も絶えず努力し、活躍したいと考え志望いたしました。(171字)

例文⑤「人を喜ばせる」を軸とした解答例

人を喜ばせる
私の軸は「人を喜ばせる」です。カフェのアルバイトでは特に直接お客様と関わる機会が多く、お客様を笑顔にできることに魅力を感じています。たとえ落ち込んでいる時でも、お客様の笑顔によって私も元気になれます。このように、私は人を喜ばせる環境でこそ全力を出せます。御社は、目の前のお客様のために動くことをモットーとしており、私の軸と合致していると考え志望いたしました。(179字)

業界・業種理解が深まる!先輩50人に聞いた就活レポート

後悔しない就活の軸を見つけて納得内定へ

ここまでご覧いただいたあなたは、自身に合った就活の軸を見つけたのではないでしょうか。

実例から就活の軸を探すのはとても有効です。

しかし、最も大切なことは

「その軸を掲げる理由を自身の経験から補足できるか」

ということです。

そのためには、綿密な自己分析を行い過去と未来を整理しましょう。

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自己分析シート