「等身大のロールモデル」となる若手トップの社員にキャリア論を聞く、大学生向けインタビューサイト”Career Anchor

今回は関西の私立大学を卒業後、人材業界のメガベンチャー企業で活躍をしているNさんにお話を伺った。

新卒入社した同期の半分以上が3年以内に退職したというNさんが、幸せに働けている理由に迫っていく。

人材大手の仕事内容

私は求人広告事業・人材紹介事業のメガベンチャー企業でカスタマーサクセスをしています。

カスタマーサクセスは
「能動的に既存顧客の課題の解決や新しい機能の提案などを働きかけ、顧客がサービスを通して目的を達成するために支援する仕事です。

簡単に言うと、既にお客さんになっている企業に対して働きかける営業です。

約4,000社の顧客が広告を出しており、私はうまく求人媒体を使えていないお客様に対して使い方のサポートや機能の提案を行っています。

新卒では対面営業に配属され新人賞、その後はテレアポ中心の営業に移り、MVPや事業部賞を頂きました。

1日の具体的なスケジュール

朝9時半に出社し具体的な求人の応募確認、16時まで顧客と面談、面談が終れば担当顧客の人材応募データを見て、採用の歩留まりを確認しています。

採用歩留まりとは

人材業界で使われる採用における、各フェーズに進んだ人数の割合

カスタマーサクセスの面白い所は、具体的なデータをもとに顧客に適切な提案ができる所です。

採用がうまくいっている企業とうまくいっていない企業を比較し、顧客に対して具体的な改善を提案できる部分は魅力的に感じています。

提案では、今までの営業で培った定性的な感覚と具体的なデータを照らし合わせ、顧客に解決策を提示しています。

学生時代の大きな変化

学生時代はイベント事業を運営をしていました。

元々自分は親からの影響もあり、安定志向で大学も選び、公務員も視野にいれていました。

しかし、学生時代のビジネスを学ぶ機会をきっかけにマインドが変わり、自分の人生はこのままでいいのか、と改めて見つめなおしました。

イベント事業は最初サークル気分で始め、安易に人が集まるだろうと思っていましたが人が集まらず、本当に苦しかったです。

そこで、この売上を達成しなかったらやめると決めて、苦しい中でもどうやったら人が集まるかを考え、がむしゃらに取り組みました。

この時、成果を出すためにKPIを決め、負荷をかけて目標に向けて頑張る事に大きなやりがいを感じる事ができました。

結局1年半以上イベントを続ける事ができ累計70回以上は開催したと思います。

学生時代に大切にすべき事

学生時代は決して「奢り高ぶらない事」を大切にしていました。

学生の能力なんて、対した差がないので特に奢り高ぶったとしても何もいい事はありません。

また、学生時代はいろんな経験、幅広い経験をするべきだと思います。

いろんな経験をすることで、会社選びの幅を作ることができ、自分に合った企業を見つけることができます。

学生時代の大きな後悔

学生時代の大きな後悔は、「自分の選択の幅を固定概念で狭めてしまった事」です。

就活の選択肢を「学歴がないから」という理由などで受ける事をやめてしまいました。

学生の時にしっかり自分の固定概念を認識し、可能性を狭めないようにしたほうがいいと思います。

ビジョンで選んだ就職活動

就職活動はメガベンチャーを見ていました。

就活時点では明確に自分のやりたい事が見つからず、多くの業界と関わる事ができる人材業界を選びました。

具体的な就職活動のスケジュール

就職活動は2年生の10月から始め、内定が出たのは4年生の4月です。OneDayインターンやサマーインターンにとにかく参加していました。

とにかく多くの就活イベントに参加して、社員の話から仕事に対する考え方や会社のことなど、世の中を幅広く知れたと思います。

裁量権という言葉のトラップ

ベンチャーで「裁量権」という言葉が使われますが、私はなんでもかんでも任せるという裁量権は望んでいませんでした。

メガベンチャーに就職する事で、比較的自由且つしっかり型がある状態で新卒入社したいと考えていました。

そのため説明会で社員の方から、仕事のスケジュールや具体的な仕事内容を聞く事で自分がやる仕事とやらない仕事を明確に確認していました。

社長のビジョンへの共感

学生時代にリーダーを務める中で、自分の言ってる事とやってる事が違い、メンバーがついてきてくれない事がありました。

それが大きなきっかけとなり、就活では「会社ビジョンと事業の整合性」を大事にしていました。

正直、かっこいい理念を掲げていても実際の業務内容とは全く異なっている口だけの会社も多いです。(笑)

うちの会社でも同期は半分以上やめてしまいましたが、これは「会社のビジョンと個人のキャリアビジョンとのミスマッチ」がほとんどです。

仕事内容だけに興味をもって入った人や、自分を過信している人、自分のキャリアビジョンを持たずに入社している人がすぐ会社を辞めています。

今後のキャリアビジョン

最終的には独立して、フリーで人事コンサルの仕事をしたいです。

今後将来結婚する事も考えると、自由度の高い状態で仕事がしたく、そうするとフリーランスとしていつでもどこでも働ける状態にしたいと思っています。

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