効率よく自己分析を進めたい…
いろいろな方法で自己分析を行いたい…

就活で重要な自己分析をこれから始めたい…
自己分析のフレームワークにはどんなものがあるのか知りたい…

この記事を開いたあなたは、自己分析のフレームワークを使いたいと考えているのではないでしょうか。

この記事では、自己分析のフレームワーク6選の特徴や使うことによる効果を解説しています。

ぜひ最後までご覧ください!

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自己分析をする目的

そもそも、自己分析をする目的とは何でしょうか?

就活における自己分析には、大きく2つの目的があります。

  1. 就活の軸を決めるため
  2. 選考対策のため

1. 就活の軸を決めるため

就活で企業を選ぶ際には、就活の軸が必要です。

どのような業界・企業・社風が自分にマッチするのかを把握するための判断軸のことです。

就活の軸を決めるためには、まずは自分の価値観や強み、弱みなど「自分はどのような人間なのか」を理解している必要があります。

そこで欠かせないのが自己分析です。

2. 選考対策のため

就活では限られた時間の中で、自分のことを面接官に伝えなければいけません。

面接官に自分のことを伝えるためには、まずは自分で自分のことを理解している必要があります。

逆に言えば、自己理解が深い人は面接官からの質問に答えられる土台ができています。

このように、選考対策にも役立つのが自己分析です。

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自己分析のフレームワークとは

自己分析のフレームワークとは「自己分析のパターンが枠組み化されたもの」のことです。

これは規則化された方法であるため、手順を踏めば誰でも効率的に自己分析が可能です。
フレームワークによって分析の目的は異なります。

今回ご紹介する自己分析のフレームワークは6つで、以下のように分類しました。

自身を深く知る分析】
    ・過去の自分を分析
        ‣自分史
        ‣モチベーショングラフ
    ・過去から未来を一貫して分析
        ‣質問リスト
        ‣マインドマップ
【自身と業界の適性を見極める分析】
        ‣Will Can Mustの法則
        ‣SWOT分析

それぞれの特徴や使うことによる効果を見ていきましょう。

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自己分析のフレームワーク6選

自分史

自分史とは、自分の過去から現在までの経験を時系列で整理する、自己分析のフレームワークです。

自分史を作成すると、過去の傾向から自分の人柄、考え方を明確化することができます。

加えて、経験を感情ベースで分類することで、自分がどんなときに喜怒哀楽を感じるのかが一目で分かり、価値観を導けます。

自分史の作り方は以下の記事をご覧ください。

自分史とは?就活で使えるテンプレートと書き方をご紹介!

モチベーショングラフ

モチベーショングラフとは、どんな状況でモチベーションが上がるor下がるのかをグラフにまとめる、自己分析のフレームワークです。

モチベーショングラフを用いることで、モチベーションの源泉を見つけることができます。

そしてこれは、企業選びにも生かすことができます。

モチベーションの高い時期の共通項は自分に合った環境、低い時期の共通項は避けるべき環境に当てはまるからです。

モチベーショングラフの描き方は以下の記事をご覧ください。

【テンプレート付】就活で自己分析に使うモチベーショングラフの作り方と目的

マインドマップ

マインドマップとは、中心に置いたメインテーマを蜘蛛の巣のように枝分けしながら分析していく、自己分析のフレームワークです。

マインドマップに終わりはなく、あなたが深ぼれば深ぼるほど、思考が深くなっていきます。

また、単語や短い文章を繋げていくため、視覚的に見やすいのが特徴です。

マインドマップを用いると、自身の価値観をクリアにすることができます。

深掘りにより枝分かれした回答の共通項こそがあなたのコアとなる価値観だからです。

マインドマップのやり方は以下の記事をご覧ください。

【自己分析】マインドマップを用いた正しい自己分析のやり方を紹介

質問リスト

自己分析で用いる質問リストには、過去の経験や感情を洗い出すための質問がリスト化されています。

質問リストを用いることで、自分の過去を客観的に振り返り、自己理解を深めることができます。

更に、質問の答えに新たな問いを立てる作業を繰り返すことで、一貫した価値観を導くことができます。

77選の質問リストとその使い方は以下の記事をご覧ください。

【77選の質問付き】質問リストを使った自己分析のやり方

Will, Can, Mustの法則

Will Can Mustの法則とは、「やりたいこと・できること・すべきこと」からキャリアを考える、自己分析のフレームワークです。

Willは将来「やりたいこと」、Canはいま「できること」、Mustは「やりたいこと」を達成するために「すべきこと」にあたります。

Will Can Mustの法則を用いることで、自分に最適な仕事は何なのかが分かります。

「Will Can Mustの重なり」こそが、自分の理想とする生き方であり、自分に最も適した仕事にあたるからです。

Will Can Mustを用いた自己分析の手順や具体例は以下の記事をご覧ください。

【理想の企業が見つかる!】Will Can Must自己分析の考え方

SWOT分析

SWOT分析とは、通常は経営の意思決定をサポートするためのフレームワークです。

自己分析で用いる場合には、以下の英単語の意味に沿って自身の特徴や環境を分類します。

Strength:あなたの強み
Weakness:あなたの弱み
Opportunity:就活市場において、あなたの追い風になること
Threat(外部環境の脅威):就活市場において、あなたの向かい風になること

ある程度、自己分析を終えて志望業界が定まった人がSWOT分析を用いると、志望業界への適性を見極めることができます。

SWOT分析の詳しい使い方は以下の記事をご覧ください。

自己分析にSWOT分析は使えない。正しい目的と正しい使い方を紹介!
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自己分析のフレームワークに関する注意点

フレームワークを一つ用いて自己分析すると、それで済んだと思いがちです。

しかし、決して一つのフレームワークだけで自己分析が完結することはありません。

先述したように、フレームワークによって目的が異なり、分析できる部分も変わってくるからです。

そのため、網羅的に自己分析を行うのなら複数のフレームワークを掛け合わせることが望ましいでしょう。

やってよかったと思える就活にするためにも、各フレームワークの目的と方法を理解した上で自己分析に用いましょう。

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