就活の軸に社会貢献を掲げるのはアリ!?
就活の軸になる社会貢献の事例を知りたい!
就活の軸を「社会貢献」にする際の注意点を知りたい!
この記事を開いたあなたは、就活の軸に社会貢献を掲げたいと考えているのではないでしょうか。
社会貢献を就活の軸に掲げる学生は多いです。
しかし、「社会貢献」という言葉はかなり抽象的であるため、要点を抑えなければ「浅い考えの学生」という印象を与えかねません。
この記事では、就活の軸に「社会貢献」を掲げる際のポイントから、実際に使える社会貢献の一例まで解説しています。
社会貢献がしたいあなたの就活の軸がより具体的になるはずですので、
就活の軸 とは
“就活の軸”とは
「入社をする上で譲れない条件」
「入社をする上で譲れない価値観」
のことです。
就活の軸を設定することには
①選考対策に繋がる
②効率的に就活を進められる
③入社後のミスマッチを防げる
などのメリットがあります。
例えば、「社会貢献」を就活の軸にすると
①「軸は何ですか」という質問に対応できる
②社会貢献を実現できる企業だけを受ければよい
③軸に沿った企業なら、あなたがやりたい社会貢献ができる
といったメリットになります。
就活の軸とは何か?
就活の軸が必要な理由とは?
などについては、
⇩こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください!⇩
最初に知っておくべき就活の軸の“考え方”を徹底解説!【就活の軸完全攻略編①】
就活の軸に「社会貢献」を使う際のポイント
なぜ「社会貢献」がしたいのかを明確にする
「社会貢献」を就活の軸にする理由を明確にすることが重要です。
「社会貢献がしたい」と思う背景には、何らかの原体験があるはずです。
その原体験について深く掘り下げ、なぜ社会貢献をしたいのかを明確にしましょう。
「何となく」「ウケが良さそうだから」はNG
社会貢献を望む理由が、あなたの原体験や大切にする価値観に関連しているのなら問題はありません。
しかし、もし理由が明確でなかったり、単に企業に受かることが目的であるなら、もう一度見直しましょう。
面接では、あなた自身と軸の一貫性が評価されます。
ところが、浅い理由で考えた社会貢献への動機は、質問を通してバレてしまう可能性が高いです。
「〇〇という原体験があったから、社会貢献がしたいのです」というように、しっかりと選考で伝える準備をしましょう。
どんな「社会貢献」がしたいのかを具体的に伝える
「社会貢献がしたい」は、一見すると良い軸に思えます。
しかし、実際にはどの企業も社会に対して何らかの価値を提供しているため、全ての企業が社会貢献をしていると言えます。
従って、「社会貢献がしたい!」と単純に述べるだけでは、浅はかな印象を与えてしまう可能性があります。
あなたの原体験に結びつけて、具体的にどのような社会貢献をしたいのかを明確にしましょう。
その際のポイントは、「誰に対して」「どんな方法で」「どのような状態になってほしいか」を意識することです。
後ほど、就活の軸に使える「社会貢献」の例や、選考時の回答の例もご紹介しますので、ぜひそちらもご覧ください。
自分がしたい「社会貢献」を実現できる企業を見極める
自分がしたい社会貢献が明確になったとしても、それを実現できる企業に入社できなければ意味がありません。
そのためには、企業分析を徹底的に行い、あなたがしたい社会貢献を実現できる企業を見極めるには、が重要です。
その際のポイントは、
「〇〇という事業を通して、△△することで社会貢献していきたい」
と言えるようにすることです。
ここでの企業分析のやり方として、以下のようなものがあります。
- 先輩や社会人の声を聞く
- インターンや説明会に参加する
- 企業サイトやSNS等を確認する
【就活生必見】「本当にいい会社」の見極め方とは
就活の軸に使える「社会貢献」の一覧20選
ここでは、就活の軸に使える「社会貢献」の一覧を10項目に分けて、全部で20個ご紹介します!
あなたが実現したい社会貢献に近いものがあると思いますので、上手く就活の軸が作れない方はぜひ参考にしてください!
1.環境保護を通して社会貢献がしたい
・再生可能エネルギーの普及を通して社会貢献がしたい
・環境教育や持続可能な生活の啓発を通して社会貢献がしたい
2.社会福祉を通して社会貢献がしたい
・高齢者支援や介護の提供を通して社会貢献がしたい
・障害者支援や社会的弱者への支援を通して社会貢献がしたい
3.教育を通して社会貢献がしたい
・子供の教育支援や学習環境の改善を通して社会貢献がしたい
・教育格差の解消や教育機会の平等化を通して社会貢献がしたい
4.ボランティア活動を通して社会貢献がしたい
・地域イベントや団体でのボランティア活動を促進して社会貢献がしたい
・災害支援や飢餓救済などのボランティア活動を通して社会貢献がしたい
5.健康と医療を通して社会貢献がしたい
・医療機関での医療スタッフとして社会貢献がしたい
・健康情報の提供や予防活動を通じて社会貢献がしたい
6.テクノロジーの発展を通して社会貢献がしたい
・新たな技術やイノベーションの開発を通して社会貢献がしたい
・デジタル格差の解消や情報アクセスの促進を通じて社会貢献がしたい
7.国際協力を通して社会貢献がしたい
・平和構築や紛争地域での支援活動を通して社会貢献がしたい
・開発途上国での人道支援や教育支援を通じて社会貢献がしたい
8.多様性とインクルージョンを通して社会貢献がしたい
・ジェンダーの多様化を促進する活動を通じて社会貢献がしたい
・ダイバーシティとインクルージョンを推進して社会貢献がしたい
9.文化・芸術を通して社会貢献がしたい
・文化の振興や芸術教育の普及を通じて社会貢献がしたい
・芸術イベントや文化団体の支援を通して社会貢献がしたい
10.サステナビリティを通して社会貢献がしたい
・グリーンビジネスや環境に配慮した商品開発を通じて社会貢献がしたい
・サステナブルなビジネスモデルの構築や持続可能な社会の実現を通して社会貢献がしたい
ここにご紹介した社会貢献はあくまでも一例に過ぎません。
あなたが実現したい「社会貢献」を軸にするためには、綿密な自己分析が必要不可欠です。
⇩自己分析を通した就活の軸の「決め方」は、こちらをご覧ください!⇩
たったの4ステップ!簡単に真似できる就活の軸の決め方【就活の軸完全攻略編②】
就活の軸に「社会貢献」を使った例文
就活の軸「社会貢献」例文①
地方のデジタル格差を解消し社会貢献すること
私の就活の軸は「地方のデジタル格差を解消し社会貢献すること」です。地元の小さな町で育ち、高校時代にコンピューターサイエンスの授業がなかったため、デジタル技術に触れる機会が限られていました。しかし、大学で情報技術の重要性に気づき、都市部と地方とのデジタル格差に関心を抱きました。地方の人々もデジタル技術の恩恵を享受できる社会を築きたいと強く思い、この就活の軸を掲げています。(186文字)
就活の軸「社会貢献」例文②
持続可能な事業を創造して社会貢献すること
私の就活の軸は「持続可能な事業を創造して社会貢献すること」です。社会課題や環境問題への関心から、大学では環境問題に取り組むサークルに所属していました。その中で、SDGsの研究や社会貢献活動に取り組み、自分の力で社会に良い影響を与えることにやりがいを持ちました。将来のキャリアを通じて社会貢献を実現したいと強く感じているため、この就活の軸を掲げています。(176文字)
就活の軸「社会貢献」例文③
教育の改善を通して社会貢献すること
私の就活の軸は「教育の改善を通して社会貢献すること」です。教育に関心があり、これまでにボランティア活動や教育支援団体での長期インターンを通じて、教育現場に関わってきました。これらの経験から、平等でより良い学習機会を提供すれば、個々の可能性を最大限に引き出し、より良い社会を築くことができると考えるようになりました。そのために、現在の教育体制の改善に取り組みたく、この就活の軸を掲げています。(195文字)
社会貢献の解像度を高めるには自己分析!
ここまでで、就活の軸に「社会貢献」を掲げる際のポイントや、実際にどのような軸があるのかがわかったと思います。
何度もお伝えしているように、社会貢献を軸にする際はあなた自身の原体験に紐づいた内容にすることが重要です。
そして、原体験を整理する際に重要なのが自己分析です。
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⇩選考での就活の軸の「伝え方」を解説した記事はこちら⇩
たったの4ステップ!簡単に真似できる就活の軸の決め方【就活の軸完全攻略編②】
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