「等身大のロールモデル」となる若手トップの社員にキャリア論を聞く、大学生向けインタビューサイト”Career Anchor

今回は関西の公立大学を卒業後、大手保険会社で営業成績全国1位に輝いたJさんに、大企業での活躍する術を伺った。

大企業での仕事内容は、学生時代の想像とギャップがあったと語るJさん。

大企業へ就職したい方、必見です。

現在の仕事内容

僕は日系大手の保険会社に勤めています。

1年目は営業配属になり、全国1位の成績を取りました。

営業実績を評価してもらい、2年目は営業の業績管理を行っています。

1年目の仕事は個人や中小企業への営業です。新規開拓のお宅訪問や、既存顧客への新しい保険プランの提案が主な仕事でした。

1日のスケジュールは、打ち合わせとアポイントと資料作りの3つで埋まっていましたね。

2年目では支社の売上を管理する立場になり、営業企画の立案や営業成績の評価基準を考える仕事をしています。

例えば本社から「商品Aをこれだけ売ろう」と指示が来たら、商品Aを売るための資料を作り、成果を挙げた営業の担当地域を増やすんです。

要は、本部の指示を現場の計画に落とし込む役割を担っています。

大企業でも家に帰る時間は遅い

今は7時半出社で22時前に終わることが多いです。ぶっちゃけ辛いっすよ(笑)。

長時間の拘束よりも、時間内に仕事が終わらないまま次の日を迎える感覚が1番辛いです。

勤務時間についても、正直、入社前の想定と比べて多いですね。

仕事の哲学

今の会社(日系大手の保険会社)を選んだ理由は2つあります。

1つめは、新卒カードを使って大企業がどんなものか知りたかったからです。

日本の大企業は新卒でしか入れない会社もあるので、一度きりの新卒を大企業に使いたいと考えました。

2つめは法人営業を経験したかったから。大企業の法人営業の仕組みを学び、自分が独立した際に役立てようと考えていました。

そのため総合商社やメガバンクも志望していて、「法人営業×大企業」を軸に就活を進めていました。

裁量権にギャップを感じた

入社前と入社後のギャップは、自分の仕事が自分の思い通りに進まない点です。

そのため、大きな裁量を求める学生はミスマッチになるかもしれません。

具体的には意思決定が遅かったり、上から貰った仕事を捌くことが中心だったり、学生時代の想定とギャップはありますね。

例えば業績改善のために、良い施策を考えてもすぐに実行できません。

まずマネージャーを通し、次にマネージャーの上司、課長、部長と許可を得てようやく実行できます。

日々の業務も、自分で仕事を見つけて取り組むのではなく、部長の指示に従ってその都度貰った仕事を裁くことがメインです。

しかし、仕事はおもしろいと感じています。

大企業の意思決定プロセスを理解した上で、どうすれば意思決定を早くできるか、模索することが楽しいです。

「君の意見ならすぐ通すよ!」となるように、上司とのコミュニケーションや信頼関係の築き方を工夫して仕事に取り組んでいます。

営業職で同期と差をつけるために

1年目で営業配属になった時、営業成績1位を目標にしました。大きな組織で目立つには、1位になる必要があると考えたからです。

1位を目指すにあたり、営業の方と強い信頼関係を築く点を特に意識していました。

仲良くなって営業へ同行したり、業績の高い営業職員さんにアドバイスを貰って実践に落とし込んだり、1位を目指すには信頼関係が不可欠だったと思います。

少し意外かもしれませんが、信頼を深める秘策で、僕はお菓子を持参していました。

「お土産です~」ってお菓子を持っていくと、みんな喜んでくれるんですよね。(笑)

お菓子を配ったり話を聞いたり、尽くすように接して、常に誰かとコミュニケーションを取っていました。

その積み重ねが信頼関係を生み、営業成績1位に繋がったと思っています。

学生時代の過ごし方

大学生の頃に1番力を入れたことは、代表を務めていた学生団体の運営です。

ビジネス系のコンテンツを扱っていて、勉強会の企画からメンバー集めまで、運営の全てをやっていましたね。

運営で1番大変だった点は「組織を同じ方向へまとめる」点です。でも人を動かす経験は、社会人になってから役立ちました。

メンバーはどんな痛みを抱えていて、何をどう伝えれば動いてくれるか。

相手目線で熟考した経験は営業に活きて結果を残せましたし、業績管理で営業の方を動かす部分にも通じていますね。

学生時代は「チームでお金を稼ぐ」べき

学生時代にやるべきことは、小さな成功体験を得ることです。

月並みですが、目標を立てて周りを巻き込んで達成する、みたいな。

仕事は周りと協力して進むので、学生の頃からどうすれば周りの人は動いてくれるか、試行錯誤する経験をするべきです。

ここで大事なのは、サークルやイベント開催ではなく、「お金を稼ぐ」を軸にする点です。

会社では売上を上げる必要があるので、学生時代から売上の上げ方を考えておけば入社後すぐ、社会人に適応できるでしょう。

しかも「お金を稼ぐ」がゴールだとみんな真剣になるので、サークル運営より熱くなれると思いますよ。

なんでもいいので、お金を稼いでみましょう。

キャリアビジョン

将来何をしたいか、正直、迷っちゃってますね。

学生の頃は明確な目標があったんですが、会社に入ってギャップや反省が見つかり、方向性が変わりました。

だから次のステップは情報が集まる業界、職種に行こうと考えています。

自分の方向性を決めるためには、様々な業界の情報を知ることがいいんじゃないかと。

具体的には広告代理店とか。色んな情報に触れることができるので、転職先候補に考えています。

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