皆様、こんなウワサを耳にしたことはありませんか?

IT業界ってブラックなんでしょ…?

IT業界ってブラック企業が多いらしいよ…?

結論から言えば、このウワサは半分正解、半分間違いです。

今回は、ITコンサル内定者の筆者が、このウワサを徹底分析します!

大前提、IT=ブラックではない。

前提として、IT=ブラック企業という認識は間違いです。

確かに、長時間労働や深夜労働の多いIT企業は存在しますが、それはどの業界も同じ。

「この企業はITだからブラックだ」などと、極端な考え方はしないようにしましょう。

なぜ、ITはブラックと言われてしまうのか?

ITがブラックと言われるのは、IT業界の人材不足。

では、なぜ「IT業界はブラック」と言われてしまうのでしょうか?

答えの1つは、IT業界の急成長にあります。

近年IT業界は、企業数・売上高の両方が急上昇しており、IT業界の市場規模は年々拡大しています。

ここで問題となるのが、人材不足です。

現状、IT業界の成長速度に人材の供給が追いついていません。

そして、人材不足に陥ることで1人当たりの仕事量や労働時間が長くなります。

これが、「ITはブラック」と言われる所以です。

総務省|令和2年版 情報通信白書|情報サービス業

多重下請け構造もITをブラックにしている

また、下請け構造が多いのも「ITはブラック」と言われる理由の一つです。

多重下請け構造

SIer企業で、発注者から委託された業務を下層の企業に委託していく構造。末端エンジニアの報酬が少なくなることが問題視されている。

つまり、仕事を二次請け企業に委託し、さらに三次請け企業に委託し…という連鎖が起きることで、長時間労働でかつ低賃金という問題が起きてしまいます。

ITはブラック?職種によって働き方も違ってくる

一口にIT業界と言っても、働き方や仕事内容は職種によって大きく異なります。

ここからは、実際にその職種で働いている社会人の声をもとに、各職種の働き方をご紹介します。

エンジニア職

システムエンジニアの仕事内容は大きく「要件定義」「基本設計」「詳細設計」「テスト」「運用・保守」の5つのフェーズに分けられます。

具体的には、まず要件定義でクライアントのヒアリングをし、その後の基本設計・詳細設計で具体的なシステムのデザインや設計方法を決定します。

そうして決定したシステムの設計をプログラマーに伝え、プログラマーが実際にプログラミングを行います。

システムが完成したらテストをし、クライアントの運用開始後もメンテナンスやトラブル対応をする、といった流れになります。

Nさん
Nさん

要件定義では顧客との認識のズレが起きやすいので、綿密なコミュニケーションを取ることが大切です。

Nさん
Nさん

多い時は11時から20時まで10本ずつミーティングをすることもあります。

↓システムエンジニアのNさんの記事はこちら↓

営業職

スマホやパソコンなどの電子機器やWebサービス、SaaSなど、IT業界の営業職が取り扱う商材は会社によって大きく異なります。

また、BtoCかBtoBか、法人営業ならば相手は中小企業なのか大手企業なのかなど、ターゲットによっても働き方が大きく変わってきます。

ただし、どの商材でも、誰がターゲットでも共通することが2つあります。

それは、”製品や業界についての知識が必要であること””熱意よりも戦略が重要であること”です。

Sさん
Sさん

法人営業は、話し上手である必要はありません。

Sさん
Sさん

最も重要なのは、戦略や合理性です。

Sさん
Sさん

また、自社サービスの分野については相手よりも事細かに知っておくことも重要です。

↓IT営業職のSさんの記事はこちら↓

ITコンサルタント職

ITコンサルタントの仕事は、
「ITを使ってクライアントの課題を解決すること」です。

一見煌びやかでかっこいい仕事に思えますが、その実情は泥臭いもの。

一日中資料作成や情報収集に追われ、体調を崩すことも稀ではありません。

Kさん
Kさん

会議の議事録を作ったり、資料作成をしたり。
コンサルタントは地味で泥臭い仕事ばかりです。

Kさん
Kさん

更に、365日ずっと考え続けることが求められるので、考えることが好きじゃない人は来ないほうが良いと思います。

↓コンサルタントのKさんの記事はこちら↓

デジタルマーケティング職

デジタルマーケティング職の仕事は、データの分析とそれに基づいた広告戦略の策定から文章作成や画像のデザインまでさまざま。

働き方も企業やポジションによって大きく異なるため、志望企業の仕事内容や働き方について詳しくリサーチする必要があります。

Uさん
Uさん

私はマーケティング支援会社で働いており、勤務時間は8時から22時までです。

Uさん
Uさん

午前中は資料作成や分析、午後は顧客への対応を行っています。

Nさん
Nさん

私はインターネットメディアを運営する会社のマーケティング部門で働いており、リスティング広告を担当しています。

Nさん
Nさん

主な仕事はweb広告の戦略立案と、それに必要な文章・画像の作成です。

Nさん
Nさん

基本的に1人でもくもくと作業することが多く、会議は必要最低限ですね。

↓Webマーケティング支援会社のUさんの記事はこちら↓

↓WebマーケターのNさんの記事はこちら↓

ITのブラック企業、見分け方は?

「ITはブラック」と言われますが、IT業界に限らず、どの業界にもブラック企業は存在します。

でも、ブラック企業ってどうやって見分ければ良いの?

ここからは、ブラック企業の見分け方をご紹介します!

待遇をしっかり確認する

突然ですが皆さん、

「週休2日制」と「完全週休2日制」の違い、しっかり説明できますか?

週休2日制は、1カ月のうちに2日間の休日がある週が1回以上あること。
完全週休2日制は、毎週2日間の休日があることです。

「週休2日って聞いていたのに週に2回休みが取れない!」ということにならないよう、募集要項をしっかり確認しましょう。

Career Anchor編集部
Career Anchor編集部

他にも、残業代の有無や固定残業代、ボーナスなど、事前に調べられることはしっかりリサーチしましょう!

OBOG訪問でリアルな話を聞く

企業の情報を最も簡単に入手できる方法として企業説明会があります。

しかし、企業説明会では良い話や表面的な情報しか得られないのも事実。

企業のリアルな働き方など、企業説明会では聞けない話や聞きにくいことなどは、OBOG訪問で積極的に質問しましょう。

Career Anchor編集部
Career Anchor編集部

志望企業のOBOGが見つからなければ、
競合企業から探してみるのも手です!

OBOGのインタビュー記事を読む

OBOGが見つからない…
実際に会って話を聞くのは勇気がいる…

そんな方でも大丈夫!

Career Anchorでは、様々な業界で働く現役OBOGのインタビューを多数公開中!

Career Anchor 後悔しない就活の軸が見つかるメディア

就活生時代のお話からキャリア、待遇、企業でのリアルな働き方など、OBOG訪問では聞けない貴重な情報が盛りだくさん。

Career Anchor編集部
Career Anchor編集部

あなたの志望業界のOBOGも見つかるはず!

キャリアアドバイザーに相談する

企業のことを詳しく知りたければ、キャリアアドバイザーに相談するのも一つの手です。

キャリアアドバイザーは様々な業界や企業についての情報を持っているため、企業説明会やOBOGとは違い、客観的な視点で企業分析を手伝ってくれます!

Career Anchorでは、キャリア面談サービスも行っています!

「どうやって自己分析すればいいかわからない!」
「業界が定まらない!」
「インターンに出遅れてしまった!」

など、どんな些細な悩みもご相談ください!

↓キャリア面談はこちら↓

IT業界の職種ごとの給与、残業時間データ

転職サービスdoda / 【165の職種別】平均年収ランキング 最新版 |転職ならdoda(デューダ)

こちらは、全業界と比較したIT業界の給与と残業時間のデータです。

IT業界はどの職種も平均年収が高い傾向にありますが、それに比例して残業時間が長いのも事実。

給与か、残業時間か、それとも社内環境か。

何をもって「この企業・業界はブラックだ」と判断するかはその人次第。

自分が将来働くうえで”最も大切にしたいこと”は何かを言語化し、明確な軸をもって企業分析をすることが大切です。