就活の軸にやりがいを使っても良いの?
やりがいを軸にしたいけど、うまく言語化出来ない
自分にとってのやりがいを見つけたい
この記事を開いたあなたは就活の軸に「やりがい」を掲げようとしているのではないでしょうか?
仕事をする上で「やりがい」は重要な要素です。
やりがいを感じることができれば、毎日の仕事におけるモチベーションの維持向上に繋がるでしょう。
また、企業にとっても仕事にやりがいを見いだせる人材は貴重な存在です。
ただし、多くの就活生が「やりがい」を軸にしていることには注意しなければならず、差別化を図る必要があります。
この記事では、就活の軸にやりがいを掲げる際のポイントと例文をご紹介いたします。
ぜひ最後までご覧ください。
就活の軸とは
就活の軸とは、あなたが就職先を選ぶ上で「これは譲れない」という条件や価値観のことを指します。
就活の軸には、年収や働き方、社風に関するものがありますが、あなたの場合は「やりがい」を重視したいと考えているはずです。
また、就活の軸は面接でもよく問われる質問の一つです。
企業は面接で就活の軸を問うことで
を見極めようとしているのです。
「就活の軸について詳しく知りたい!」という方は下記3つの記事を御覧ください。
最初に知っておくべき就活の軸の“考え方”を徹底解説!【就活の軸完全攻略編①】
たったの4ステップ!簡単に真似できる就活の軸の決め方【就活の軸完全攻略編②】
二度と就活の軸の答え方には困らない!例文付きで回答の仕方を徹底解説【就活の軸完全攻略編③】
就活の軸にやりがいを用いる際のポイント
就活の軸にやりがいを用いる際のポイントは主に2つあります。
「やりがい」の定義を明確にする
1つ目は、自分にとっての「やりがい」を明確にすることです。
人によって、何にやりがいを感じるかは様々です。
数値目標に向かって努力を続け、目標を達成したときにやりがいを感じる人もいれば
自分の仕事によって直接顧客から感謝されることでやりがいを感じる人もいます。
このように「自分にとってのやりがいとは何か」を突き詰めて考えると、オリジナルのやりがいが見つかるはずです。
そのため、「やりがいのある仕事」という抽象度の高い軸を掲げている場合は、「自己分析が足りていないな」と判断される可能性があります。
自分の過去の経験をしっかりと振り返ったうえで、自分は何にやりがいを感じるのかを考えてみましょう。
正確な業務内容の把握と仮説立て
2つ目は、志望先の業務内容を正確に把握し、どこにやりがいを感じるか仮説を立てることです。
あなたにとってのやりがいが明確になったとしても、入社後にそれを感じることが出来なければ意味がありません。
入社後にギャップで悩むのを防ぐためにも、自分にとってのやりがいを感じられそうかを入念に確かめましょう。
志望先の企業における業務のどこにやりがいを感じられそうかを言語化することが重要です。
OB訪問やインターンを通じて社員さんから「やりがいを感じる瞬間」を聞き出し、仕事で得られるやりがいに対する解像度を高めましょう。
自分にとっての「やりがい」の見つけ方
自分にとってのやりがいを明確にして、就活の軸を作る方法についてご紹介します。
基本的には3つの順番を辿ります。
の3STEPです。
参考として筆者が「やりがい」を就活の軸とする場合の考え方を示します。
このように、具体的な経験からやりがいを抽象化させることで、就活の軸を作ることができます。
就活の軸「やりがい」の例文
やりがいを就活の軸とする場合の具体例を2つご紹介します。
「やりがい」× 営業
私の就活の軸は「数値目標を達成する喜びを味わえる環境(やりがい)」です。私は部活の筋トレにおいて、自分が定めた目標を達成し続けることや、テレアポのバイトにおいてノルマを達成するために必死で努力し、それを達成することにやりがいを感じるため、「数値目標を達成する喜びを味わえる環境」を就活の軸としています。(151字)
「やりがい」× 人材業界
私の就活の軸は「人生の岐路における意思決定に携わること」です。私は塾講師として生徒の進路相談に乗った際に、生徒の性格や大学に対して期待していることを詳細に聞き出して最適な進路選択を手伝いました。最終的には第一志望とは異なる大学を受験することを提案しましたが、無事その大学に合格し大学生活を送る中で「あのときこの大学を受験することを薦めてくれて本当に良かった」という言葉を貰い、大きなやりがいを感じました。この経験から「人生の岐路における意思決定に携わること」を就活の軸としています。
(241字)
他の人の就活の軸を取り入れよう
就活の軸を作るのにはあまり時間がかからないかもしれません。
しかし、自分の就活の軸が当てはまる業界を全て調べるには膨大な時間がかかってしまいます。
そこでお勧めするのが、他の人の就活の軸を見聞きすることです。
どのような軸を掲げている人が、どの業界を選択するのか
自分であれこれ考える行為も大切な経験ですが、他の人の事例を知ることで自分に適した業界選びが簡単になります。
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