「自己分析にグラフは必要なのか知りたい…」
「モチベーショングラフの書き方がわからない…」
「みんながどうやってグラフを書いているか知りたい…」
この記事を開いたあなたは、モチベーショングラフを使って自己分析をしようと考えているのではないでしょうか。
結論、モチベーショングラフは自己分析に必須です。自己分析を始めるのに最適な方法と言えるでしょう。
モチベーショングラフで振り返る過去は、自己分析だけでなく、エントリーシートや面接対策にも役立ちます。
この記事ではあなたに向けて、大手外資IT内定者の筆者が、グラフの作り方やメリット、活用方法をお伝えします。
モチベーショングラフのメリット
モチベーショングラフとは、自分の価値観や特徴を知るための自己分析方法です。
自分はどんな状況でモチベーションが上がるのか、下がるのか、をグラフにして振り返ります。
モチベーショングラフを使うと以下2つを効率的に行えます。
・自己分析(過去のモチベーションから特性、価値観を知る)
・選考対策(過去の出来事から自己PRや挫折経験を思い出す)
モチベーショングラフは自己分析だけでなく、企業選びや面接対策も兼ねるので、正しいやり方で活用しましょう!
モチベーショングラフのテンプレート付き!
7枚のシートで終わる「自己分析シート完全版」⇨無料ダウンロードはこちら
モチベーショングラフの具体例
まずは具体例を見て完成イメージを掴みましょう。
まずはあまり考えずに、『楽しかった or 辛かった』をグラフで書いていきます。
そしてモチベーショングラフの「山」「谷」の部分にどんな出来事があったのか、書いてみましょう。
具体的な方法は後で述べますが、このように過去の出来事から「自分はどんな人か?」を深ぼります。
尚、この記事では下の自己分析シート(Excel)を実際に使ってモチベーショングラフを書いています。
下の自己分析シート内にテンプレートがあるため、ダウンロードしてご活用ください!
↓テンプレートはこちら↓
就活用モチベーショングラフの作り方
実際にモチベーショングラフで行う自己分析は、4ステップに分けられます。
ステップ1:縦軸と横軸をつくる
時間軸は5つに分けて、モチベーション軸は±100で、枠を作りましょう。
ステップ2:グラフと出来事を書き出す
次にモチベーショングラフ=曲線を書き込みます。
そして、モチベーションが高い部分(山)と低い部分(谷)に、起こった出来事を書き込んでいきます。
ステップ2~3を繰り返し行って、だんだん深掘っていくので、まずは簡単にまとめて構いません。
ステップ3:感情や背景、思考を書き出す
キーになる出来事が起きた際の要因、感情、背景を書き込んでいきます。
当時の感情、思考を客観的に理解すれば、自分はどんなときに楽しく、どんな時に悲しく感じるのか、自分の特性を掴めます。
この作業を正確に行うと、正しい自己認知をでき、エントリーシートや面接の対策に繋げることができます。
ステップ2と3を繰り返すことで、自分に合った企業選びに近づき、深掘り質問の対策もできるでしょう。
尚、上のテンプレートは以下の自己分析シートに用意されています。ぜひダウンロードしてご活用ください!
ステップ4:共通点から自分にあった環境を言語化する
モチベーショングラフのステップ4では、共通点から自分に合う環境を見つけます。
モチベーショングラフの「山」と「谷」に着目して、その時の共通点を探しましょう。
共通点はあなた自身の癖であり、変わらない個性であり、そのまま企業選びのポイントになります。
例えば「努力が認められて部活でレギュラーになる」や「第一志望合格」でモチベーションが上がる場合は、非年功序列が重要かもしれません。
「人間関係に苦戦」や「意見の言えない環境」がモチベーション低下の背景なら、職場の風通しがキーになるはずです。
このように、モチベーショングラフから、自分の変わらない特徴や癖を探してみましょう。
モチベーショングラフの活かし方
モチベーショングラフを書き終わったら3つのことをやりましょう。
周りの人に見てもらう
モチベーショングラフを書き終えたら、家族や友人に見てもらいましょう。
自分で思い出せなかったエピソードや、気付かなかったモチベーションの源泉が見えるでしょう。
面接で「周りの人からの印象」を聞かれることもあるので、客観的に見た自分を捉えましょう。
自己PRや挫折経験をつくる
モチベーショングラフは過去の経験に沿って、当時の感情や思考をできるだけ詳しく書きます。
グラフで書き出した出来事の中には、自己PRになる強みや、挫折経験もあるはずです。
深く考えていれば、ネットにある薄い自己PRや挫折経験ではなく、あなた自身の人柄が出る高評価のエピソードを作れます。
企業選びのポイントを洗いだす
モチベーショングラフでは、モチベーションの上げ下げを書きます。
モチベーションの高い時期と低い時期、それぞれの共通項を見つけることで、自分に合った環境が見えるでしょう。
例えば「努力が認められる環境」や「周りの人との相性」「企画作りが好き」など、モチベーションの高い時期の共通項は、そのまま就活の軸になります。
逆に「過度なプレッシャー」や「指示に従うだけで自分で工夫することができない」など、モチベーションの低い時期の共通項は避けるべき会社です。
モチベーションの変わった出来事で、何が要因なのか、どんな心境だったか、を考えてみましょう。
自分の価値観や特性がわかり、自分に合った企業選びができるはずです。
面接官が納得する就活の軸を作るために自己分析をしよう
就活の軸ができても、なぜその軸なのか、を言語化しないと不合格になります。
CareerAnchorでは、自己分析に必要な質問、資料を全て揃えた「自己分析シート~2022完全版~」を提供しています。
就活支援の豊富な実績に基づき、過去の掘り起こしから面接対策まで網羅して、あなたを納得内定まで導きます。