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今回は、FinTechベンチャーに勤めるHさんにお話を伺った。

現在、FinTechベンチャーで新規事業開発に幅広く携わるHさん。

事業開発の全てをこなすHさんだからこそ分かる新規事業開発とは。

そして、Hさんが就職活動において新卒に伝えたいこととは何か。

ここではその回答と、新規事業開発ならではの特徴について語っていただいた。

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Hさんの仕事内容

私は、新卒で決済関連のベンチャー企業に入社しました。

現在は主に、弊社の新規事業の立ち上げに関わっています。

2年目の頃にこの事業に参画したので、0→1フェーズの後半から関わり始めました。

具体的に何をしているかというと……一言でまとめられません(笑)

事業に関することは営業から開発まで幅広く何でも行っています!

その中でも言うなればプロダクトマーケティングマネージャーを多く担っているかなという感じです。

プロダクトマーケティングマネージャーとは

簡単にいうと、ビジネス側から商品を考えていく人です

似ている言葉でプロダクトマネージャーがありますが、プロダクトマネージャーはシステム寄りからプロダクトを考える人です。

一方、プロダクトマーケティングマネージャーは、どの市場を選ぶか、どのようなユーザー体験が理想であるかなどビジネス側の戦略からプロダクトを考えています。

私たちは基本4,5人のチームで動いており、エンジニア側のプロダクトマネージャーとビジネス側のプロダクトマーケティングマネージャー、エンジニアで構成されています。

特に私たちの事業では、エンタープライズ営業が中心になってきています。

エンタープライズ営業とは?                         大企業や公的機関など大規模な組織をターゲットにする営業手法のこと。

https://geniee.co.jp/media/knowledge/enterprise-sales/

1日のスケジュール

1日の大半がミーティングです。

10:00朝のミーティング
10:30~12:00できるだけミーティングは入れず、作業時間
12:00~18:00 or 19:00平均1~2時間の中継ぎでミーティング

以上が終わってから、やっと自分が本来注力したい業務に力を入れていく形ですね。

新規事業開発について

事業開発は良くも悪くも何でもできます

結局事業立ち上げの時は全フェーズ関わらないといけません.

それこそ売上を立てていくための何でも屋ですね。

初期だからこその事務作業から、事業拡大につれてミーティングなども増えていきます。

領域を広く見ている人に共通していると思いますが、自分が本来したいこと以上にしなくてはいけない作業が多くなるのが苦労です。

ただ反対に、全部やれるから、楽しいと思っています。

事業全体を見て今この事業にとって何が必要か分かりますし、全部やっているからこそ自分自身が世の中に価値を与える実感がある点が魅力ですね。

育ててきた事業が動き出してきて、SNSで何かしらの反応が得れるのが面白いですし、そこから改善に向けて考えていくのが楽しいです。

事業開発職への適性

実は、僕は入社時は全員総合企画職という職種で入り、現在は事業開発っぽい仕事についています。

事業開発を今僕がやれている理由は一番大きいのはタイミングです。

ゼロから作り上げている過程に携われたことが一番大きいと思います。

タイミング以外の要素では、自身との適性です。

たくさんの情報と向き合う環境下で、自分で体系化して吸収していく力【インプット力・情報耐性】と何かうまくいかなくてもやり続ける。

か色々やってみる【折れない心】が事業開発において大切な要素であると思います。

入社後のズレ

思ったより、サラリーマンっぽいところですね。

どれだけ事業家集団と掲げている会社でも、実際に事業をつくることを本気で目指しているのは社員の最大2割だと思います。

どういう社会にしたいと言う大きな理想に向かって考えて行動まで起こしている人より、その企業が携わる事業内で止まっている人が多いという印象です。

ただ僕としては、しっかり事業を自分で作れる状態になっていたいとは考えていますが、起業までは考えていません。

今は、事業の構造を作る過程を考えていきたいと思っています。

Hさんの就活軸

当時、就活軸としてはそんなにハッキリしたものはなく、

①ビジョンやミッションに共感できるか
②ビジョンとミッションが事業と乖離していないか
③社風があっているか
に注力して就職活動をしていました。

現在の会社を選んだ理由

決め手は「この人たちになりたい」と思ったからです。

僕は、ロジカルに数字を追うというより、その先の思想を持っていて、その思想を数字で作っていける両立している人でありたいと考えていました。

その観点で見た際に、良いバランスを持っていそうな感覚を持ったのが現在の会社でした。

新卒へのメッセージ

新卒は人に染まるもの。
染まりたい人を探してみよう。

新卒はまだスキルもない状態なので、前提『人に染まる』と考えています。

だからこそ、この会社の人たちみたいになりたいのか』が一番の軸であったら良いと思っています。

現在の会社への入社も事業を立ち上げた方に惚れ込み、飛び込みで面談しにいったことが始まりです。

一度やんわり断られましたが、2回目の突撃で意外といけました(笑)

新規事業の立ち上げがしたいなら、新規事業立ち上げでエース級の人に。

起業がしたいなら、起業して良いものを作り出している人の側で働く。

まさに自分の理想と近い人と働くが1番の近道だと思います。

自分もあまり深く考えてはいませんでしたが、面接でどんな人かを見極める際には、「面接がどれだけ楽しいか」「面接中深ぼってくれる場所」に注目してみてみてください。

自分のその話を広げてくれるんだ!楽しいな!という、自然体の自分で楽しさを感じることができることから探していくのも良いのではないでしょうか。

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