やりたい仕事が見つからない・・・
やりたい仕事って絶対見つかるものなの?
やりたい仕事の見つけ方が知りたい
・・・

この記事を開いたあなたはやりたい仕事が見つからずに困っているのではないでしょうか。

就活を始めたばかりの人は、やりたい仕事なんてないと思うかもしれません。

ただ、それは仕事選びに真剣に向き合っていないだけの可能性もあります。

この記事では、やりたい仕事の見つけ方と、見つからない場合の仕事の選び方をご紹介します。

ぜひ最後までご覧いただき、やりたい仕事発見にお役立てください。

自己分析シート

仕事内容を正確に把握しよう

やりたい仕事を探すうえで最も重要なことは正確な業務理解です。

なぜなら、勝手なイメージで仕事を選んでしまうと実態とのギャップで苦しむ可能性があるからです。

仕事の実態を知らないまま入社すると、入社後に「想像していた仕事内容と違う!」という悩みを抱えることになります。

イメージでは華やかな仕事に見えても、実態は泥臭い仕事の連続である場合も多くあります。

例えばコンサルティング業界です。

新卒で外資コンサルに入社したOBはこのように語ります。

就活生のみなさんには、コンサルではきらびやかな瞬間は1%もないことを理解していて欲しいです。

難易度が高すぎて自分達ではどうしようもない仕事
お客さんがやりたがらない仕事

このような仕事が外部発注という形でコンサルに任されます。

もちろん給料は高いです。しかし、”きらびやか”に働けることはありません。

このようなイメージと実態の乖離は珍しいことではありません。

入社後に苦しむことがないよう、働き方や大変な部分をしっかりと把握しておきましょう。

自己分析シート

やりたい仕事の見つけ方

やりたい仕事の見つけ方は大きく分けると2つあります。

自分の将来像から逆算する

自分の将来像から見つける方法です。

例えば、「グローバルで活躍する人材になりたい」と考えている場合は

総合商社
グローバルメーカー
海外売上比率の高いIT企業

海外勤務でなくとも、英語を活かしたい場合は

外資系企業の日本法人
海運業界
航空会社

このように、理想の将来像からある程度業界を絞り込むことができます。

▼グローバルメーカーで働くOBのインタビュー記事はコチラ

海外志向×メーカー。大手グローバルメーカーを選んだ就活の軸とは

▼外資系海運会社で働くOBへのインタビュー記事はコチラ

『大規模で・国際色豊か・影響力が大きい』海運業界の知られざる働き方と魅力とは

過去の体験から見つける

もう一つは、過去の体験からやりたい仕事を導き出すやり方です。

やりがいを感じる瞬間

熱中した物事

幸せを感じる環境

等、過去の体験からあなたが熱意を持って取り組める物事に共通する要素を洗い出します。

そして、その要素を有する仕事を探すというやり方です。

例えば、誰かを支えている時にやりがいを感じるならば、銀行やIT、保険に適している可能性があります。

▼詳しいやり方は下記の記事で紹介しています。

【テンプレート付】就活で自己分析に使うモチベーショングラフの作り方と目的
自己分析シート

それでもやりたい仕事が見つからない場合

全員が明確にやりたい仕事を見つけたうえで、就職活動をしているわけではありません。

当然、自分がやりたいと思える仕事が見つからない人も大勢いると思います。

そんな人は、仕事に求める条件を基準に仕事を選ぶのも一つの手段です。

年収ベースで選ぶ

仕事内容よりも、収入を重視したいと考えている人も大勢いるでしょう。

そんな方は、高収入を実現できる可能性が高い企業に絞ってしまうのがおすすめです。

外資系コンサルティングファーム
外資系投資銀行
国内系証券会社の投資銀行部門
総合商社
総合不動産デベロッパー

これらの企業は給与水準が高く、就活生からも大変人気で応募が殺到します。

さらに、応募者の中には仕事の「意義」や「社会へ与える影響」等の側面に魅力を感じている方々が大勢います。

上記企業の選考は、能力が高いだけではなく、仕事への熱意も人一倍強い就活生同士の戦いです。

特筆すべき能力がない限り、ただお金を稼ぎたいからという理由だけで選考に受かるのは至難の業でしょう。

これらの企業の内定を獲得するには、インターン参加OB訪問が鍵になります。

保険営業
M&A仲介
不動産仲介
インセンティブ比率の高いベンチャー企業

これらの企業は総じて給与の中のインセンティブ比率が高く、実力次第で若くして高収入を実現できます。

ここでお伝えしたいことは、「大企業=高収入」のイメージに囚とらわれてはいけないということです。

もちろん、大企業は平均年収が高い傾向がありますが、高い給与に到達するまでに長い期間を要します。

緩やかな上昇の末に40歳で年収1000万円に到達すれば満足なのか

20代でも努力さえすれば、年収1000万円を狙える環境が望ましいのか

自分の目標を明確にして、それの達成に最適な仕事を選びましょう。

働き方ベースで選ぶ

働き方を優先したい人は、理想の働き方を具体的に考えてみましょう。

例えば、リモートワークを中心に働きたいと考えている場合は

IT系企業のプログラマーやシステムエンジニア
SaaS企業のカスタマーサクセス

等、リモートワークに積極的な仕事・職種を選びましょう。

他にも、いずれは自分でビジネスをしたいと考えている人もいるかも知れません。

その場合は、自分が手掛けたいビジネスと親和性のある事業を行っており、副業を許可している企業がオススメです。

「若手に裁量権がある」という働き方を軸に就職活動をされたOBインタビュー記事はコチラ

大手メーカー×営業。就活の軸は「自分が幸せになるための”4ヶ条”」

自分の強みベースで選ぶ

自分の強みが活かせる仕事を選ぶのも大切です。

たとえ仕事内容に興味がなかったとしても、自分が活躍できれば喜びややりがいを感じることができます。

反対に、いくら仕事内容に興味があってもそこで活躍できなければ、日々の仕事は苦痛となるでしょう。

やりたい仕事がある場合でも、自分の個性や強みが活かせそうかどうかは考えるようにしましょう。

体力や精神的なバイタリティがある人と、物事を深く考えることが得意な人とでは活躍できるフィールドが異なります。

また、理系の就活生は自分の研究内容が独自の強みになります。

あなたの研究内容と親和性のある事業を展開する企業は、研究に大きく感心を寄せてくれるでしょう。

▼専門分野を活かし、勝率の高さを意識して就活を行ったOBへのインタビュー記事はコチラ

【ゼネコンの仕事内容】努力だけは誰にも負けない。大学院卒、現場監督の仕事哲学
自己分析シート

就活の軸→やりたい仕事へ

以上のように、自分が仕事に求める条件を洗い出していくことで「就活の軸」が出来上がるはずです。

「理想の将来像」「高収入」の2つを実現させたいと考える人もいれば

「柔軟な働き方」「自分の強みを活かせること」を重視する人もいるでしょう。

自分の中で、「就活の軸」を固めることができれば、後はそれを実現できる業界・企業を探すだけです。

業界研究・業務理解を徹底した上で、自分にとって最適な選択をするようにしましょう。

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