就活の軸にチームワークを掲げるのは不適切?
就活の軸にチームワークを入れたが理由を深ぼられるのが不安
チームワークを意識して働ける企業を絞り込みたい!
この記事を開いたあなたは、就活の軸にチームワークを掲げたいと考えているのではないでしょうか。
部活動や文化祭などを通じて、誰かと物事を成し遂げた経験から、チームワークを就活の軸に掲げる人は多いです。
ただ、チームワークの形も千差万別であり、”チームワーク”だけでは抽象的な軸になってしまいがちです。
この記事では、チームワークを就活の軸として掲げる際に注意すべきポイントを紹介します。
最後まで読むことであなたが求めるチームワークが明確になり、就活の軸がさらに具体的になるはずです。
就活の軸の2つの側面
就活の軸には2つの側面があります。
企業を絞り込むための手段
1つ目は、あなたが望む条件を満たした企業を絞り込むための側面です。
企業は国内だけでも約367万社存在しています。
できる限り多くの企業を調べられることが理想ですが、就活においては時間が限られており、そう簡単に行きません。
多くの企業のリサーチに時間を掛けるよりも、志望度の高い一社を入念に調べた方が内定獲得の確率は高まります。
就活の軸を定めて効率的な企業選定を行い、インターンの選考対策やOB訪問に時間を掛けるようにしましょう。
企業と自分のマッチを伝える手段としての側面
2つ目は、企業とあなたがマッチしていることを伝えるための側面です。
就活の軸は面接でも頻繁に問われます。
就活の軸を問う目的は、あなたが何を重視して仕事を選ぼうとしているかを確かめることにあります。
そのため、あなたの価値観と企業選定の一貫性を示して、面接官に納得感を与える必要があります。
ここで、「なぜうちを受けているんだろう?」と思われてしまうと、選考の通過はかなり絶望的になってしまうでしょう。
一方で、面接官が納得する回答をすることで、志望度の高さを伝えるチャンスでもあります。
面接官に「だからうちを受けてるのか!」と納得してもらうことが重要です。
⇩就活の軸の具体例を記載した記事はコチラ⇩
【50選+5具体例】OBが掲げていた就活の軸の実例から解答例までを一覧で大公開!
就活の軸にチームワークを掲げる際の注意点
就活の軸としてチームワークを掲げる際には、注意するべきポイントが2つあります。
どんなチームワークを求めているのかを明確にする
1つ目は、どんなチームワークを求めているのかを具体的にすることです。
業界や職種によって多少の差はありますが、ほとんど全ての仕事でチームワークが必要とされます。
そのため、「チームワークを意識して働きたい!」という抽象度の高い回答では、あなたの価値観を十分に伝えられません。
等、チームワークの在り方を具体的に考えて、どのような働き方がしたいのかを明確にしましょう。
原体験をもう一度振り返り、チームで活動する中でどのような部分に魅力を感じたかを言語化することが大切です。
多くの就活生は「チームワークを意識して働きたい」という抽象度で留まる傾向があります。
を答えられるようにしておくことで、他の就活生との差別化に繋がるでしょう。
チームワークの定義と企業での働き方を擦り合わせる
2つ目は、あなたのチームワークの定義と志望する企業での働き方が一致するかを徹底的に確かめることです。
あなたのチームワークの定義と志望先の企業における働き方がズレている場合、2つの弊害が発生します。
面接を通過できない可能性がある
あなたが掲げる就活の軸と企業での働き方にズレがある場合、面接官にミスマッチだと判断されてしまう可能性があります。
当然ですが、ミスマッチだと判断されてしまうと面接には通過できません。
面接官があなたの求める環境を具体的にイメージできるレベルで説明できる状態にしておくことが望ましいです。
志望先の企業での働き方とあなたのチームワークの定義がどう一致するのかを言語化しておきましょう。
入社後にギャップで苦しむことに
入社後に自分の想像と実態のギャップで苦しむことになる可能性があります。
「思っていたより個人での作業時間が多い!」となる場合も多いため、しっかりと入社後の働き方を把握しましょう。
働き方の擦り合せをする手段としては、”OB訪問”をオススメします。
・一日のスケジュール
・チームメンバーの決まり方
・一つの仕事に関わる人数
・ミーティングの頻度
・仕事の進め方
などを聞くことで、具体的な働き方を掴むことができるはずです。
⇩OB訪問について更に詳しく解説した記事はコチラ⇩
50人以上にOB訪問した私が伝える!失敗しない「質問リストの作り方」
チームワークの具体化に使える観点
チームワークの定義の具体化に使える観点をいくつかご紹介します。
このような観点を盛り込み、できる限りチームワークの定義を具体的にしましょう。
就活の軸を固めよう
あなたが仕事に求める条件はチームワークだけではなく、他にも様々なものがあるのではないでしょうか?
それらを言語化して効率的な企業選定を行い、志望先の企業と就活の軸の擦り合わせをしっかりと行いましょう。
⇩下記の記事では就活の軸について詳しく解説しています⇩
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