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今回はマーケティングリサーチ会社コンサルティング営業として働いているYさんにお話を伺った。

キラキラした華やかなイメージのある「マーケティング」「コンサル」。その実態を詳しく解説する。

業界・業種理解が深まる!先輩50人に聞いた就活レポート

Yさんの経歴と仕事内容

私はマーケティングリサーチ会社の「コンサルティング営業」を担当しています。

マーケティングリサーチとは、企業のあらゆるマーケティング課題に対して、有効な意思決定をサポートするための科学的な調査・分析のことです。

仕事内容は、データを利用した企業のマーケティング課題の解決、リサーチを使ったプロダクトの企画などです。

クライアントは、主に大手の広告代理店です。

リサーチ業務

広告代理店はクライアントに広告を提案する際に、効果的な広告を打ち出すためにデータを活用しています。

主に

「現在のサービスが競合と比較した際にどのポジションいいるか」
「どこをターゲットにするのか」

といったデータが必要になります。

そこで私達は、リサーチを通してデータを集め、広告代理店が効果的な広告を打ち出せるようお手伝いをしています。

Yさんの就活軸

私が掲げていた就活の軸は

①若手から裁量権がある
②風通しが良い企業

の二つです。

就活軸を決めた背景

当時、将来何をやりたいか描けていなかったのですが、新規サービスや新規事業に関わりたいと考えていました。

そのためには、若手から結果を出すことが大事だと思い、結果を出しやすい会社が良かったんです。

また、当時は人生をかけて働きたいと思える業界がなかったので、まずは1社目で幅広い業界、且つマーケティングという幅広い領域を見ていきたいと思っていました。

なので、
・幅広い業界と関われる
・結果を出しやすい環境
・マーケティングという広い領域を見ることができる

この3つの条件を元に就活軸を設定し
IT業界のメガベンチャーを中心に就活を行いました。

入社の決め手

また、最終的にマーケティングリサーチの会社に入社した理由は

・企画領域に携われる
・色んな業界と関わることが出来る
・経営層への営業を経験できる
・マーケティングに携われる

という理由でした。

コンサル営業を選んだ理由

リサーチ会社では、調査アンケートを作る人、データを集計する人、アンケートの画面を作る人など、分業制でプロジェクトが進みます。

その中でも、

①営業がフォーカスされやすい社風だった
②現場を知ることが出来るから

このような理由でコンサル営業を選びました。

分業制でプロジェクトが進む中、コンサル営業はそのプロジェクトのPM(プロジェクトマネジャー)として統括を行う立場なんです。

また、新規サービスに携わるには、まずは現場のお客さんを知ることが大切だと思いました。

入社後のギャップ

実際に色々なことをやらせて貰っているので、会社に対するギャップはありませんでした。

しかし、「マーケティングリサーチ」という仕事に対してはギャップを感じていました。

「マーケティングリサーチ」に対するギャップ

リサーチって1つでもデータが違うと、それ以降の選択が全て間違ってしまうので、ミスが許されない世界なんです。

お客様は、私達のリサーチを元に意思決定を行うことになります。

なので、アンケートの文字のフォントや写真のサイズなど、かなり細かい仕事を要求されることもあります。

そういう意味で、マーケティングや特にリサーチ業界となると、「キラキラ」した世界ではなく、結構泥臭い世界だと思います。

コンサル営業に求められる資質

「論理的に思考する力」
「物事に疑問を持ち、深堀りする力」

という思考力が求められます。

お客様の仮説に対して疑問を持ち、深堀りをしていかないと本当の課題が分からないですし、正解が見えてこないんです。

また、常に自分なりの仮説を持ってお客様と会話することも必要です。

普段から、「なんでこうなっているんだろう」と知的好奇心を持って考えられる人は「コンサル営業」に向いてると思います。

思考力以外に求められること

「情報のキャッチアップ」です。

幅広い業界のプロを相手にするため、幅広い知識が必要になります。

私は移動時間に「MarkeZine(マーケジン)」を読んだり、1日1時間程度、プロジェクトの準備を通して業界の理解を深めています。