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今回は「本当にいい会社の見極め方」を考えていきたいと思う。
※企業選びに関する記事はこちら
「いい会社」という幻想
そもそも「いい会社」とは何か?
皆さんが就職をする会社を「いい会社」かどうか見極める方法はたくさんある。
ある人にとっては給与が高い会社がいい会社かもしれない。
ある人にとっては福利厚生が整っている会社がいい会社かもしれない。
もうお気づきだと思うが、
まずこの事に気づく事が大切である。つまり自分にとって「いい」を定義しないといい会社など見つけられない。
いい会社を見極める方法
前述した通り、
万人にとっていい会社など存在しない。
一方で給与の高い会社、ワークライフバランスが取れる会社、成長できる会社などそれぞれがいいと思う会社には特色がある。
ここからは自分にとって「いい会社」かどうかを見極めるために活用できる情報を紹介していきたいと思う。
統合報告書を読む
上場企業などの大手企業であれば掲示しているケースが多く、ここではサイバーエージェント、ニトリ、三菱商事の例を紹介したいと思う。
サイバーエージェントのビジネスモデルや

ニトリの業績や

三菱商事の歴史

など様々な企業の歴史、ビジネスモデル、業績、経営陣を確認する事ができる。
まずは「企業名 統合報告書」で調べる事をおすすめする。
決算説明資料を読む
就職を検討している企業の直近の関心毎や成長戦略、業績を確認するには決算説明資料が適切である。
上場企業は基本的には四半期(3か月)毎に決算説明資料を投資家に提出している。
コロナで影響をうけたANA、HISなども業績への影響を決算説明会資料に記載している。




ぜひ興味のある会社、就職を検討している会社の決算説明資料を見る事をおすすめする。
転職の口コミサイトを読む
口コミサイトには組織文化、入社後のギャップ、働きがい、ワークライフバランス、退職理由が記載されている。
オープンワークのWebサイトより

ただ口コミサイトを読む際に注意すべき事は「退職した人が書いている」事だ。
あくまで「中にいる人」の意見ではなく、「会社をやめていった人」という目線で読む事が大切である。
YouTubeで会社名と経営者を検索する
基本的に会社は「経営者の思想」でできている。
就職を検討している会社があるならば、YouTubeでその会社や社長の名前を検索し、動画を見る事をおすすめする。
株主総会の動画やメディアに取り上げられた事例などが記載されており、その会社の経営戦略や思想、今注力して取り組んでいる事などが記載されている。
ex-
ユニクロを運営するファーストリテイリングの柳井正社長のプレゼン動画
最後は会社を誇れるかどうか
既にお分かりかと思うが、
「世の中にとっていい会社」が
「あなたにとっていい会社」ではない。
最後にいい会社かを判断するのは自分である。
そして最も重要なのが
「その会社に就職して誇りを持てるかどうか」である。
会社に属すという事は「○○会社の○○さん」という会社の看板を背負う事になる。
その時に自分にとって誇れる会社こそ、「本当にいい会社」なのではないかと思う。

いい会社を見極めるための本3選
ここからは就活生の皆さんが会社を見極めるための本3冊を紹介したい。
1. 世界一楽しい決算書の読み方

2.ビジネスモデル見るだけノート

3.投資レジェンドが教える ヤバい会社
