「グループディスカッションってどんなもの?」
「グループディスカッションの対策を知りたい」
「グループディスカッションのお題のパターンを知りたい」

この記事を開いたあなたは、グループディスカッションの通過率を上げたいのではないでしょうか。

面接とは異なるため苦手意識を持つ方もいらっしゃいますが、特徴を理解した上で対策すれば、安定して通過することができます。

この記事では、グループディスカッションの通過率が9割以上だった筆者の実体験を基に、グループディスカッションの対策を解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください!

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【対策の前に】そもそもグループディスカッションとは?

グループディスカッションとは、複数人の集団(Group)で与えられたお題に対する回答を議論(Discussion)し導き出すものです。

就活においては、多くの企業がグループディスカッションを選考に取り入れており、ES選考と個人面接の間に行われることが多いです。

続いて、グループディスカッションの細かな特徴を以下にまとめました。

〈グループディスカッションの特徴〉
・グループの人数は3〜6名程度
・制限時間は30分〜1時間程度
・グループの回答を発表する場合がある
・1グループに1人、選考官が付く
・最初に自己紹介やアイスブレイクの時間がある
・最後に選考官からFBを貰えることもある
・選考に関係ない逆質問の時間を貰えることもある

筆者のコメント

筆者
筆者

グループディスカッションの選考官は、その企業の採用担当現場社員などです。
もし逆質問の時間があれば、面接前に社員から情報を貰える貴重な機会になるので、質問を2,3個くらい用意するといいですよ!

企業がグループディスカッション(GD)を行う理由

では、なぜ企業はグループディスカッションを行うのでしょうか。

理由は、大きく2つあります。

①多くの学生を選考できるため

グループディスカッションは、時間当たりに選考できる学生の人数が多いのが特徴です。

従って、短時間で多くの就活生を選考できます。

そのため「ES選考と個人面接の間に行われることが多い」とご説明したように、選考者数の多い選考の序盤に行われます。

②チームワークに関わる要素を見極められるため

グループディスカッションは、1対1かつエピソードベースの面接とは違い、グループでのやり取りがその場で行われます。

そのため、面接では測りにくい、思考力やコミュニケーション能力などのチームワークに必要な要素を見極められるのです。

入社後は、ほとんどの仕事において他者との関わりが発生するため、これらの要素は「うまく仕事を進められるか」に繋がります。

筆者
筆者

理由①について、比較的応募者の多い大企業・メガベンチャーの選考でよく行われます。
逆に、応募者の少ないベンチャー企業ではグループディスカッションはあまり行われませんでした。
苦手意識がある方・“面接力”を高めたい方は、ベンチャーを見てみるのもおすすめです。

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グループディスカッション(GD)の6つの評価項目

では、グループディスカッションの選考官はどのような評価基準で学生を見ているのでしょうか。

企業によって求める人物像が異なるため、細かな基準は企業毎に変わりますが、大枠として次の6つの項目が見られるポイントになります。

・発言力
・プレゼン力
・論理的思考
・課題解決能力
・リーダーシップ
・協調性

グループディスカッションの中でこれらが評価される場面は、具体的には以下の通りです。

グループディスカッション(GD)の6つの評価項目
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グループディスカッションにおける4つの役割

ここでは、グループディスカッションにおける4つの役割について解説します。

ファシリテーター

ファシリテーターの役割は、議論を整理・活性化させることです。

具体的には、議論の方向づけ論点の整理発言の少ないメンバーからの意見の引き出しなど、

議論が円滑に進むような立ち回りが求められます。

書記

書記の役割は、議論の内容を文章にまとめることです。

前提や、時間配分、メンバーの発言内容などを紙やPC上のドキュメントに記載し、チーム全体に共有します。

タイムキーパー

タイムキーパーの役割は、決まった時間配分通りに議論を進めることです。

グループディスカッションでは、「前提確認」「案出し」「まとめ」などのフェーズがあります。

これらの時間を管理するのがタイムキーパーです。

発表者

発表者の役割は、議論で決定した内容を選考官に話すことです。

なお、発表者を1人に決めずに、メンバー複数人で分担して発表をすることもあります。

役割によって有利・不利はない!

役割はグループメンバーの間で決めるもので、1人の人が複数の役割を兼ねたり、複数人で役割を分担することもあります。

また、役割に就いたからといって有利になる訳ではなく、逆に役割を全うできていないとマイナス評価になる場合もあります。

何の役割も持たない方も当然いますので、

「グループディスカッションの中で必要な仕事」

程度の認識で大丈夫でしょう。

それぞれの役割のメリット・デメリットは?

それぞれの役割のメリット・デメリットは、

キャリアアンカーが無料で提供する「GD完全攻略ガイド」の中で解説しています!

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筆者
筆者

筆者は毎回、書記を担当していました。
書記をすることで議論の流れが理解でき「いま必要な観点」が掴めたり、メンバーの発言量の差も分かるので、実質的なファシリテーターとして立ち回れることもあったからです。
どのメンバーも一定「何か話さなきゃ…」「とりあえず意見を出そう」という気持ちがあるので、ポンポンと出てきた意見を整理し議論の方向づけをすることで、ある種他の就活生との差別化ができたのかなとも思います。

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ワンランク上のグループディスカッションなる10の対策

ここでは、グループディスカッションの通過率が高まる10の対策をご紹介します。

「質を高める対策」「円滑に進めるための対策」の2つに分けて、それぞれ5つずつ挙げます。

グループディスカッションの質を高める5の対策

①意見と理由

GD中は「意見と理由をセットで」述べるようにする。
意見同士の共通点や根本の相違点が見出せ、次のアクションが明確になる。
メンバーが意見しか述べなかった場合は、理由は背景を必ず聞くようにする。

②具体と抽象

GD中は「具体」「抽象」を両方確認することを心掛ける。
具体的には、次のような発言。
  ・具体的な意見→「つまりどういうことが言いたいの?」
  ・抽象的な意見→「具体的にはどんな例が挙げられる?」

それぞれの意見を、メンバー全員が解像度高く理解できるようになる。

③定量と定性

GD中は「数字で表現できるものは数字で表現してみる」を心掛ける。
曖昧になりがちな「目標」や「施策のインパクト」を共通認識化できる。
ビジネスシーンでは様々な目標を数字として追っていくので、数字で表現する姿勢は評価されやすい。

④目的と手段

GD中は「今は何のための意見を出すべき時間なのか?」を常に考えるようにする。
また、メンバーの発言が目的とズレていないかも常に確認する。
メンバーの意見が目的に合致していないのに議論が進行したり、手段が目的になっているのに議論が進行することを防げる。

⑤消費者と提供者

ターゲットを考える際は「ターゲットの気持ちになり切って考える」を心掛ける。
ターゲットの気持ちに寄り添えず、作り手の発想で考えた機能・サービスを押し付ける「提供者の論理」を防ぐ。
ターゲットの想像が重要なため、想像できないターゲットは設定しない。

グループディスカッションを円滑に進める5の対策

⑥目標と現在地

GD中は常に「目標は何か?」「目標から逆算して、今はどこにいるのか?」を意識する。
目標を意識した声掛けをすることで、「何を議論すれば次のステップにいけるのか」がメンバーの中で共通認識化される。

⑦発散と収束

意見を出す際、発散(ブレスト)収束(まとめ)の2つのフェーズを明確に分けることを心掛ける。
発散フェーズと収束フェーズを分けることで、「解決すべき課題」の特定や「解決策」をスムーズに決めることができる。

⑧問題提起と方向転換

GD中、議論が1つのトピックスやアイデアに偏って進行している際は、思い切って違うトピックスやアイデアを投げかけ、議論の振れ幅を大きくする。
また、議論が本質に迫り切らずに停滞している際は、論点を大きく変えてみる。
問題提起と方向転換を意識することで、偏った議論や、議論の深みにはまることを防げる。

⑨優先順位と判断軸

GD中、課題や施策を収束させる際は、課題や施策の優先順位付けと絞り込みが必要になる。
そのためには、「明確な判断軸(判断基準)」が必要となる。
「明確な判断軸」を持って優先順位付けを行うことで、施策の「全部盛り状態」や「なんとなくこれで決定」を防ぐことができる。

⑩幹と枝葉

プレゼン用のまとめを作成する際や発表する際、議論したことを全部アウトプットするのではなく、重要な要素「幹」そうでない要素「枝葉」かを見極める必要がある。
まずは「幹」を説明し、必要に応じて「枝葉」を加えて補足説明する。

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グループディスカッションのお題4パターンと進め方

ここでは、グループディスカッションで出題されるお題についてご紹介します。

毎回新しいお題が出されますが、実は以下の4パターンのどれかに必ず当てはまります。

  1. 課題解決型
  2. 事業立案型
  3. 選択型
  4. 抽象型

課題解決型

課題解決型とは、何かしらの課題を解決するような趣旨のお題です。

例えば、以下のようなお題が課題解決型に当てはまります。

「コンビニの利益を2倍にする施策を考えよ」
「サッカーの競技人口を増やす施策を考えよ」
「日本の交通事故死亡者数を減らす施策を考えよ」

続いては、

「コンビニの利益を2倍にする施策を考えよ」

を例に、課題解決型の進め方について解説します。

課題解決型は、次の5つのステップで進めましょう。

①前提条件の確認

通常、グループディスカッションのお題は抽象度が高いので、自分たちで前提を決め、議論する範囲を固めていきます。

今回のお題の場合、例えば以下のような前提条件が挙げられます。

・コンビニの数は?→一つのコンビニor複数のコンビニ?
・誰目線で考える?→店長orチェーン展開をする経営者?
・コンビニの立地は?→都心or地方=競合が多いor少ない
・2倍にするまでの期間は?→半年?一年?

議論の幅を狭めすぎないように注意しながらも、言葉の定義を明確にして共通認識を作り出すことが重要です。

②現状分析&原因の特定

次のフェーズでは、「何を課題と捉えて施策を考えていくのか」を決めます。

今回のお題の場合、「利益」を以下のように分解して考えてみましょう。

・「客数」を増やす
・「客単価」を増やす
・「費用」のうちの「人件費」を減らす…

など、様々なパターンが考えられます。

その中の一つを課題と捉えて、次の施策立案に繋げていきます。

③案出し

③で決めた課題に対して、実際に施策を考えていきます。

例えば以下のような案が考えられるでしょう。

・客数を増やすために、コンビニの外観に特徴的な飾り付けをする?
・客単価を上げるために、季節に合わせたセット商品を販売する?
・人件費を節約するために、ベテランコンビニ店員を1人雇う?
・仕入れを減らすために、商品数管理を徹底するシステムを入れる?
・設備費を節約するために、電気を点ける時間を減らす? 

前提条件や課題と矛盾する案にならないよう注意しながら、とにかく色んなアイデアを出しましょう。

④収束&まとめ

③で出た案のうち、どの案を採用するかを決めます。

その際に重要なのが、「評価基準」をしっかり決めることです。

グループメンバーで話し合いながら、評価基準を決めていきましょう。

例えば、代表的な基準としては

「実現可能性の高さ×インパクトの大きさ」

があります。

ここで決めた基準に従って、どの案がいいかを選定しましょう。

⑤プレゼン

最後に、ディスカッション内容のプレゼンです。

プレゼンでは、施策自体の説明だけでなく、チームの議論のプロセスを伝えることも意識しましょう。

以下は、今回のお題でのプレゼンの例です。

〈プレゼンの回答例〉
私達が「コンビニの利益を2倍にするには?」というお題に対して考えた施策は大きく分けて2つあり、1️⃣と、2️⃣です。(結論ファースト)
まず私達は、コンビニの定義を◯◯とし、◯◯目線で考えることにしました。
利益=売上ー費用なので、どこに対する施策を打つべきか考えたところ
◯◯、◯◯、◯◯、◯◯、などの意見が出ました。
これらの意見に対して、私達は実現可能性があり、利益増加へのインパクトの大きいものを選択すると決めました。
1️⃣は◯◯という点で、実現可能性の高さとインパクトの大きさがあり、2️⃣は◯◯であるため、両者を満たすと考えています。
これらのことから、私達は1️⃣と2️⃣の施策を打つことにしました。発表は以上です。

「事業立案型」「選択型」「抽象型」の進め方

これら3つのお題に関しては、「GD完全攻略ガイド」内にて、詳しく解説しています。

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筆者が経験したグループディスカッションの失敗談

筆者
筆者

実際に24卒として就活をしていた筆者は、10以上のグループディスカッションに参加しました。
その中で起こった2つの失敗談と、そこから感じたことを振り返ってみました。

〈グループディスカッションでの失敗談①
議論が活発になると、中々最初に決めた時間配分通りには進みません。
5分と決めた前提確認が5分で終わらず、しかし次に進めないため10分に延長し、次の案出しも10分と決めたのに15分かかり…。のようになり、結果的に議論が収束しないまま時間になってしまうことがありました。発表者は何とかまとめてくれましたが、メンバー全員が納得できないまま終わる結果になってしまいましたね。
「時間はしっかり守ろう」という認識を揃え、タイムキーパー含め全員が「終わりの時間」と「現在のぺーズで大丈夫か」を常に意識するべきだと感じました。

〈グループディスカッションでの失敗談②〉
「文房具を一つ取り上げ、売上を倍にする施策を考えよ」のようなお題が出された際、施策の打ち手として「イメージがしやすい、身近な文房具屋さんにしよう」という案が出ました。「この場合は“文房具屋さん”よりも“文房具メーカー”の方が適切なのでは?」と思ったのですが、「チームの輪や雰囲気を乱したくない」という思いから強く言えず、そのまま議論が進んでしまいました。発表の後の選考官から「この場合は文房具メーカーで考えるべきだよね」というFBがあり、「あの時しっかり言えば良かった」という後悔が残りました。
「議論の本質」から逸れて議論が進みそうになった際は、「多少流れを止めても、議論を本質に戻す勇気」が必要だと感じましたね。

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グループディスカッションは対策次第で無双できる!

ここまでの内容を意識すれば、グループディスカッション選考は問題無く通過できるはずです。

特に、「ワンランク上のグループディスカッションなる10の対策」を実践できれば、通過率はぐんと上がるでしょう。

何度も復習し、ご自身のスキルとして定着させましょう!

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