一次面接は通るのに二次面接で落ちてしまう…
何が原因で落ちるのかを知りたい…
二次面接の合格率を上げたい…
この記事を開いたあなたは、二次面接の通過率が悪いことに悩んでいるのではないでしょうか。
二次面接では深い自己理解や、企業理解が求められ、準備不足の場合は落ちてしまう可能性が高いです。
この記事では、二次面接に落ちる原因からどのような対策をするべきかまでをご紹介します。
最後まで読むことで取るべきアクションが明確になり、二次面接の突破に一歩近づくはずです。
二次面接の位置づけ
ここでは三次面接まで選考がある企業の二次面接を想定しています。
選考回数が多い企業では二次面接の立ち位置が今回想定するものと異なる場合があるのでご了承ください。
ただ、本記事でお伝えするポイントを抑えていればほとんどの選考に対応できるはずです。
一次面接とは何が違う?
一次面接では
等が主な内容です。
人柄や努力できる人間かどうかも見られますが、しっかりとした受け答えができるかに重点が置かれるケースが多いです。
そのため、「結論ファースト」や「構造化」等の社会人としての基本的な話し方ができていれば通過率は高いと思います。
一方、二次面接ではしっかりとした受け答えができるだけでは不十分です。
二次面接は、より深く学生の価値観を知ることや、活躍できそうかどうかを確かめることを目的としています。
その分、深掘りに対してもしっかりと自分の考えを伝える用意をしておく必要があります。
二次面接で落ちる原因は何!?
二次面接の質問は大きく4つに分けられます。
の4つです。
それでは、これらの質問に対する回答の中の”通過できない原因”と”通過のための改善策”を紹介します。
ガクチカ:事実の羅列は絶対NG
二次面接の通過率が低い人は、行動や結果ばかりを伝えて、その背景の自分の考えや思いを伝えていない可能性が高いです。
行動や結果は置かれた状況に左右されることが多いため、そこから学生を評価することは至難の業です。
さらに面接官からすると、全国大会優勝等の余程大きな功績以外はどれも大した差がありません。
ガクチカが事実の羅列にならないように注意しましょう。
志望動機:自分の情報が少なすぎる
成し遂げたいことや他の企業ではない理由に加えて、そう考えるに至った原体験や思いを伝えられていない可能性が高いです。
各企業で実現可能なことにも限界があるため、志望動機は似通ったものになりがちです。
そこで、原体験を交えることで、オリジナリティがあり、説得力のある志望動機になります。
の背景にある自分の思いや考えを説明できるようにしましょう。
将来のビジョン:何も考えられていない
当然ですが、学生は志望先の企業で働いたことがありません。
そのため、詳細なキャリアプランや将来像が期待されているわけではないです。
ただ、全く考えておらず答えられない場合は、志望度が低いと判断されてしまう場合があります。
実現可能性や妥当なキャリアプランかどうかよりも、自分の中で道筋が建てられているかが評価対象です。
パーソナル系質問:一貫性がないor極端な統一は危険
人柄を探る質問に対して、矛盾が生じるような回答はNGです。
例えば、自分が計画性をアピールする場合、挫折経験や弱みでマルチタスクによって失敗した経験を話すと矛盾が生じます。
逆に、全てのエピソードや話を一つの性格や強みに帰着させる場合にも注意が必要です。
面接官に与えたい印象を絞って面接に臨むことで、一貫性を伝えることは可能です。
ただ、全ての回答を一つの性格に帰着させると不自然な印象を与える可能性があります。
同じ内容でも、言葉を言い換えてあからさまな回答の統一は避けるようにしましょう。
二次面接に落ちる人はこれを意識しよう
ガクチカで伝えるべきは”再現性”
ガクチカにおける回答で面接官に伝えるべきことは、”行動に至るまでのプロセス”です。
面接官は、学生が取った行動とその結果のみを評価しているわけではありません。
行動選択の背景にある考え方や思いから、自社で活躍するポテンシャルがあるかどうかを判断するのです。
企業は、学生が入社後に困難に直面した際に、“その困難を乗り越えられるか”、“どう乗り越えるか”を見極めています。
そのため、面接官は学生が行動を選択する際の判断基準や、行動を起こしたきっかけ等を知ろうとします。
そこで、自分が何を基準に行動するのか、モチベーションの源泉は何かを伝え、業務上の”再現性”を訴えましょう。
志望動機には原体験が欠かせない
面接官の印象に残る人は”熱い想いを持っている人”です。
そして、”熱い想い”を伝える手段が志望動機だと考えてください。
あなたが掲げる「成し遂げたいこと」は何らかの経験から導き出されているはずです。
どんな体験をして何を思ったのかを言語化できれば、面接官にあなたの思いを伝えることが出来ます。
「成し遂げたいこと」を軸にビジョンを考える
二次面接に落ちるのを防ぐためのアクション
OB訪問を通した企業理解のブラッシュアップ
キャリアプランに関しては、自分が成し遂げたいことを実現するために必要な能力は何かを考えましょう。
入社後、どのような部署を経験したいのか・それを経て最終的には何をしたいかを言語化しておくことが重要です。
将来像も備えあれば憂いなし!
将来ビジョンでは、将来像に関しても問われることがあります。
将来像は、大きく分けて対内的なものと対外的なものの二つに分かれるので、自分が目指したい姿を考えてみましょう。
一貫性を示しつつも、人間味を持ち出す
短時間で行われる面接であなたがどんな人かを伝えるためには、やはり一貫性を持たせることは重要です。
ただ、無理に完璧な人間を演じようとすることは避けましょう。
苦手なことは苦手・出来ないことは出来ないと正直に自分を伝えることが大切です。
企業理解を深めるためにはOB訪問がオススメです。
説明会やネットに載っている情報だけでは得られる情報に限界があります。
しかし、OB訪問では社員さんに直接キャリアビジョンや日々の業務内容を聞くことができます。
OB訪問で得た情報を基に、キャリアプランを含めた将来ビジョンを作成しましょう。
社員さんの生の声を基に作成した将来ビジョンには納得感を持たせられるため、面接でも高評価を得られるはずです。
Career AnchorではOB・OGの方の仕事内容や就活の軸について記載した記事を多く公開しています。
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自己分析の質を高める
自己分析の質を高めるには、誰かに自分の考えを聞いてもらう機会を設けることがオススメです。
繰り返し自分の考えを言語化しつつ、他者の質問や感想から新たな視点を取り入れるようにしましょう。
繰り返し言語化を行なうことで、あらゆる質問に対してわかりやすい回答ができるようになります。