数年先に社会人になり、若手トップ社員として活躍する”数歩先の先輩”たちに聞いた、本音のキャリア論をそのまま届けるメディア“CareerAnchor”

「学生時代の経験が生きている」と話す彼の、学生時代から、今までの一貫した考え、行動を深堀してインタビューした。

そんなロールモデルとなる先輩の本音を、そのままお届けする。

業界・業種理解が深まる!先輩50人に聞いた就活レポート

証券マンの仕事内容

私は証券会社の営業部門で働いています。

日々の業務の中で一日100件以上の顧客と接するときもあるので、コミュニケーションスキルが磨かれる仕事だと思います。

また、金融業はお客様のお金をお預かりする仕事なので、数字の確認などの業務に漏れが無いか日々厳しく管理し、常に緊張感を持って取り組んでいます。

いい結果も、悪い結果も、すべて数字に表れる

顧客のニーズに応えて、結果を出して、喜んでいただけた時はやりがいを感じますね。

反対に、自分の想いを持って取り組んでいるのに結果が出ないときは辛いです。

そんな時こそ、目先の結果に囚われず将来の自分の目指す姿を意識して、モチベーションを下げないようにしています。

業界・業種理解が深まる!先輩50人に聞いた就活レポート

学生時代に頑張ったこと

学生時代は

この3つを意識して生活していました。

自分の価値観を明確にする

やりたい事を明確にするためたくさんの人と会い、様々な経験を積み、徐々に自分の価値観を明確にしていきました。

学生時代はサークル活動、ワインバーでバーテンダーのアルバイトに熱心に取り組んでいました。

サークルでの出会いは今でも続く、大切な繋がりです。バーテンダーの仕事は、モノにこだわる自分の性格にハマったり、ワインの知識を深められて楽しかったです。

苦手な事を克服する

自分の苦手なことの一つが、目上の人と接する事でした。

アルバイト先のバーは社会人のお客様が来店されるので、克服のためには絶好の環境でした。

日々振り返りをする

学生時代に自分自身PDCAを回す事が大切だと感じ、何か経験をしたら振り返るという習慣を作りました。

行動をして、結果がイマイチだった時に、「なぜその結果になったのか」を考え、「同じ場面になった時どう対処するか」とシミュレーションをして、今後へ生かすように取り組みました。

バーのアルバイトが仕事でも役に立った

バーテンダーのアルバイトの経験が今の営業の仕事でも生きています。

バーテンダー時代のお客さんの求めているものを考え、それに応える。という考え方は、現在の営業職でも共通です。

多種多様な人と関わった大学生活だった

大学時代に多種多様な人と関わる事によって、本当に多くの学びがありました。

大学生活は、中学や高校での生活に比べ、出会う人の年齢層が格段に幅広くなり、付き合いの深さも変わりました。

そんな人との出会いの中で多様な個性に触れる事で自分の好き、嫌いを明確化し、自分が好きな事にフォーカスして生きていく事の大切さに気づきました。

業界・業種理解が深まる!先輩50人に聞いた就活レポート

仕事の哲学

自分で考え、行動することが、いい仕事をする上で大切

今の仕事で例えると、
・取引手数料の安いネット証券ではなく、なぜ我々のような対面の証券会社を選んで頂けるか
・お客様は取引で何を求めているのか。
・日常の資産状況の報告を電話で行うとき、いつ報告するのが適切か。

などを常に考えています。

巷でいわれる「デキる営業マン」はいない

「デキる営業マンはどんな人か?」という問いは就職活動のときから気になっていました。

就職活動の面接時に面接官に質問して得られた答えは「できる営業マンの答えはない」でした。

様々な営業マンがいる中、私の考える「結果を出している営業マン」は、「自分のキャラクターや特性を理解し、仕事をしている人」です。

引っ張るだけでなく、部下の行動を反映できる上司になる

組織のリーダーの特徴として、ワンマンで引っ張る、行動力のある人だと言われたりします。

業界・業種理解が深まる!先輩50人に聞いた就活レポート

今後のキャリアビジョン

インターンの経験や、アルバイトが自分のキャリアに役立っている

就職活動では、サイバーエージェント系列のベンチャー企業へ入社するつもりで、3ヶ月程の長期インターンに参加していました。

ベンチャー企業の経営者とお話ができたり、当時のインターン仲間と今でも続く関係を構築できて良かったです。

大企業への就職を考えたためインターンを辞めましたが、結果的にいい経験になりました。

自分の理想と、熾烈な競争のある環境を求め、ベンチャー企業を断り証券会社へ

証券会社は、毎月数字のみで評価される厳しい競争をする環境です。

そんな企業の環境と、自分のなりたい姿の目指す方向が一致したので、今の企業を選び、入社しました。

「カッコいい大人」になるために

私が昔から抱いている大きな目標は「カッコいい大人になる」ことです。

仕事ができる人や成功している人の中には、私自身、人として尊敬できない人もいます。

そういった人ではなく、後輩に慕われ、上司に応援されるような、そんなカッコいい大人になりたいです。

この目標を具体的にして、日々の行動へ落とし込んでいます。

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